アメリカのＦＣＣに申請されたＣＬＩＥの最新機種についての情報がＰａｌｍ系HPに載りまくってますね。ソニーからは正式に発表されていないのですが、アメリカで通信機器に関する規制の策定、許認可を行なう組織への申請文書なので間違いないでしょう。既に３機種についてFCCのサイトに情報が掲載されています。
その中でも注目はこれ。
● [PEG-TH55]:https://gullfoss2.fcc.gov/prod/oet/forms/blobs/retrieve.cgi?attachment_id=387921&native_or_pdf=pdf
待ちに待ったストレートタイプのワイドハイレゾモデルです。
WiFiも内蔵されているので自分が入っている無線ＬＡＮ倶楽部にも繋げやすくなるし、スペックだけ見るとよさげです。
他にも、アプリケーションとしてＰＩＭアプリがCLIEオーガナイザーというソニーオリジナルアプリケーションに置き換わって機能強化されています。(予定表、アドレス帳、ＴｏＤｏ、メモ帳、ビューアー、リファレンス）マニュアルを読むと、どうやら予定表などにも写真を貼付けられるようです。
Palmは標準状態だとアップルのNewtonと比較するとＰＩＭ機能が極めて貧弱なのでこういった機能強化は大歓迎です。
スペックは以下の通り
|・Palm OS 5.2
|・ワイドハイレゾ 320×480 pixel、65000色カラー
|・メモリースティックPRO対応
|・内蔵RAM 32MB
|・CPU：ソニー製ハンドヘルド・エンジン(UX50と同じ)
|・レンズカバー付き内蔵カメラ
|・サイズ：幅73.3×高さ121.5×厚み13.4 mm
|・重さ：165g
しかーし、相変わらずソニーの悪いところでアプリボタンがちっちぇーこと。表面の一番下に使いにくそうに配置されてます。
背面にはレンズカバー付きの内蔵カメラがついてるし、基本的には良さげなんですけどね。なんで、ソニーはああもアプリボタンを軽視するんでしょ。
これだと去年買ったNX80Vからの買い換え候補にはならないなあ。
次期モデルで検討ってとこでしょうか？
他にも日本でも昨年発売された廉価版ＣＬＩＥの次機種ＴＪ−２５とＴＪ−２７も出るようです。
まあ、これはアメリカへの申請なので日本では微妙に仕様が異なって来るんでしょうけどね。いつ発表されるか楽しみです。
