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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

秩父 秩父神社の彫り物

「どこいくべえ」を撮りながら街中をさまよっていると秩父神社に着きました。

ここは、約2,000年の歴史を持つ秩父の総社で、現在の社殿は1592年に徳川家康が再建させたというかなり歴史のある神社です。(着いてから看板を読んで知りました)

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そして、どこいくべぇにもなっている「つなぎの龍」が見所らしいのです。

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つなぎの龍とは名工 左陣五郎が作った彫刻で、天ケ池という所に住む龍が暴れると必ずこの彫刻の下に水たまりができていたので、不思議に思い龍の彫刻を鎖で繋ぎ止めたところ、池に龍が姿を現さなくなったという伝説になっているほどのものです。

どこいくべぇのつなぎの龍をさわっても龍のもつエネルギーが伝わり、運気が上昇するそうです。(本物は触れないからね)

これが、そのつなぎの龍です。思わず「いい仕事してますねえ〜」と言いたくなるくらい見事なものです。

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そしてもう一つ左陣五郎の彫刻がここにはあります。それが子宝・子育ての虎です。もちろん、こちらもどこいくべぇがあって、なんか、妙にコミカルな創りで面白いです。「この像に触れると子宝に恵まれるでしょう」とありました。

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で、本物の彫刻はこちら。

この頃の狩野派の特徴として必ず虎の群れに1匹豹を描いていた事から、ここのは彫刻も母親が豹になってます。

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子宝/子育ての虎の解説にあった親の心得です。

赤子には肌を離すな 幼児には手を離すな

子供には目を離すな 若者には心を離すな

vegeと二人でいい事いうね〜と感心してました。

秩父神社では見所にはちゃんと看板が出ていて解説付きなのでみていて楽しい上に。最後になるとそれにちなんだ縁起物の紹介をしている商売っけも素晴らしいです。

ここの社殿の彫刻はこれだけではなくて、ひょうたんから駒とか、三猿とか色々あって楽しいです。(もちろん商売っ気がちょっとある解説もちゃんと出てます)

思わぬところで左陣五郎の彫刻が見られたりとすっかり気に入ってしまいました。

でも、まだ目的地には着かないんです・・・(それは次回)