「PDAマーケットは死につつあると思うし、いつの日か完全に死ぬだろう」とは6月3日に来日したSymbianのCEOのお言葉。元はと言えばPSIONのPDA用だったSymbianOSも今ではすっかり携帯電話のOSとして浸透しつつあります。日本でもFOMA端末に搭載されはじめていて、PDAとしての機能はすっかり携帯電話で実現されているとも。
確かに、携帯電話からの進化の方がPDAから携帯電話への歩みよりよりも一般人向けなので遅かれ早かれPDAマーケットはかなり小さいものになるんでしょうね。とはいえ、ビジネスシーンで使われるビューアとしての役割は小さな液晶を持つ携帯電話よりPDAの方が有利ですので完全に死ぬとは思っていませんが。
今でもマニアな市場ですけど、更に小さな輪になりそうな気もします。その時にどこのメーカーが製品を供給しつづけてくれているかが問題ですね。
また、CEOのレビン氏はWindowsCEベースの携帯電話について
「Ctrl+Alt+Deleteのボタンが付いたような携帯を作って欲しいとは思わないでしょう」と揶揄するだけの余裕も見せた。
ともあります。これについては同感。
[「PDAは死んだ」と英Symbian CEO]:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00000006-zdn_m-sci
[目指すは週100万台〜Symbianの狙い]:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00000005-zdn_m-sci