この3連休、初日は二人とも台風の最中仕事があったのですが、結構時間に余裕があったので久しぶりにツタヤで映画をレンタルして見てました。
「ラヂオの時間」
三谷幸喜監督作品。やっぱりこの人のシチュエーションコメディは凄いです。最初は退屈な始まり方なんだけど、だんだんその場しのぎな対応をしているうちにどんどん面白くなっていく。鈴木京香さんがあんなに華を消して素人主婦っぽくダサイ演技をしてるのも新鮮でした。渡辺謙さんもラジオドラマを聞くトラック運転手としてちょっと出ているんですけど、もう今後はこんな登場の仕方はしないんだろうなあ。
「アメリ」
ミニシアター系の映画でありながら相当のロングラン上映された「幸せになれる」映画。おいらはずっと前から見たかったんだけどvegeが全く興味を示してくれず、今回無理矢理一緒に見てもらいました。ちょっとブラックの入ったユーモアは個人的に自分の笑いの壷と同じベクトルを向いていて好きな作品です。ブラック過ぎっていう所もあったけど。密かに嫌いな人に嫌がらせをするシーンでは最初はちょっとした「いぢわる」で面白かったんだけど、後で考えるとやられる方もちょっと可哀想。主人公アメリは行動がかわいらしかったです。キュート。見て幸せにはなれなかったけど、面白かったのは確か。
「グリーンディステニー」
アメリとは反対にvegeが見たがっていたけど自分が見たがっていなかった映画。理由はポスターを見て戦闘シーンが痛そうな感じがしたから。でも、最近HEROのDVDとLOVERSを劇場で見てそんなに痛くない映画なのではないかという気になって見てみる事に。(後で気付いたけどこの映画ってチャン・イーモウ監督じゃなかったのね)
実は、始めにこれを見ようとしたらテレビドラマ版を間違えて借りて来てしまい、二人して呆然とするハプニングが(←バカ)。改めて映画版を借りて来て見てみましたが夜の戦いのシーンが多くてよく見えなかったです。あとはジェイド・フォックスを追って来る警察官いらないかも。チャン・ツィイーは何がしたいのかよくわからないし、突然強盗団?のローとラブシーンになるところなんてvegeと二人で「なんで!?」と急展開に驚いてしまった。お店で暴れてみたり、せっかく追いかけて来てくれたローには付いて行かないというし、最後は○○だし。何がしたかったんでしょう?
チョウ・ユンファ、ミシェル・イヨーが主演っぽいんだけど、印象に残るのはチャン・ツィイー。自分がチャン・ツィイー好きだからなのか。それとも、主役2人の影が薄いのか。アカデミー賞4部門獲得と言われるけど、この難解な映画を単純な映画が好きなアメリカ人が評価したとはとても思えません。なんで?