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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

西武に続いて巨人も!日本テレビの株式を渡辺恒雄名義で虚偽報告

似た者同士というのはこの事を言うのでしょうか?

球界の2大巨頭と言われた読売新聞(巨人)の渡辺前オーナーと西武の堤前オーナー。先にオーナー職を辞したのは一場選手への献金問題の責任をとった渡辺オーナーでした。

そして後から西武の堤オーナーが西武鉄道株の所有者を虚偽報告し続けていた責任をとって西武グループの全役職を辞任。それにからんで不正に株を売却したのではないかと言う疑いはかかるわ、実は西武鉄道株に限らず他の上場グループ会社(伊豆箱根鉄道)でも同様の虚偽報告を行っていた事も明らかになっています。まさに落ちて行くがままです。

そして5日、日本テレビの保有株式の一部を読売新聞グル−プが実質保有しているにも関わらず、有価証券報告書には渡辺恒雄読売新聞会長の個人名義で報告されていたことがわかり、こちらも仲良く東証監理ポスト入りとなりました。

確か、西武の問題の時には読売新聞も社説でいっちょまえに文句たれてたはずなので、どういった対応をとるのか注目です。(これで報道機関としての良識が問われる)

ちなみに、読売新聞の記事だと言い訳めいてますが読売側のいい分が記載されています。

[日テレ、有価証券の訂正報告(YOMIURI ONLINE)]:http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041105i314.htm

もう、世間の目は保有株式の虚偽報告に向かってますから、これから他にも同様の会社が出て来るかもしれません。

やっぱり、日本の株式市場は遅れていたんですね。これで、海外の投資家の信用をなくさなければいいのですが・・・。