やっぱりなあというか、当然と言うか東証は西武鉄道株を上場廃止にする方向で検討を進めているようです。過去に上場廃止になった企業は全て決算をごまかしたのが原因だったので、それ以外の理由では初めてのケースになりそうです。
同じグループで、やはり大株主を偽っていた伊豆箱根鉄道も上場廃止になりそうです。
見せしめという意味もあるのでしょうが今回のは長年にわたっての行為でしたし、公表前に株を売ってしまったのも良くありませんでした。
株価は何故か昨日ストップ高していたのですが、そこで買った人は今朝の新聞を見て悔やんでも悔やみきれない気持ちでしょうね。
西武鉄道もコクドとの関係を見直すなど、なんとか上場維持目指して動いていますが、難しいと思います。
日本テレビの株主虚偽報告の件について、読売新聞は東証との見解の違いという脱税企業がよく使う言い訳をしていましたが、こちらも一緒に整理ポスト行きとなるのでしょうか?