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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

ディズニー最後の2Dアニメ長編映画「ホーム・オン・ザ・レンジ」日本ではDVD/ビデオ発売のみに

トイ・ストーリーに始まった3Dアニメのヒットとディズニーが製作する2Dアニメの度重なる不振で、ディズニーは今後3Dアニメを製作すると方針転換しました。

そんなディズニーの最後の2Dアニメ作品「ホーム・オン・ザ・レンジ」。アメリカでは今年の4月に公開されましたが、日本では劇場公開される事なくDVDでの発売に留まる事となりました。発売は来年2月18日。2,800円です。

来年春休みに公開予定もあったみたいなのですが・・・DVDとビデオだけの発売になると嫌なのがサブタイトルが付く事です。今回は「にぎやか農場を救え!」

・・・これじゃあ、子供向け作品丸出しの印象で大人は買いたいと思わないでしょ。

リトルマーメイド、美女と野獣、アラジンで作曲を担当したアラン・メンケンが久々に参加した大作だったのに・・・

2Dのアニメでもしっかりとストーリーを練ればいい作品になるのは「美女と野獣」なんかでディズニー自身が証明したことなのですが、3Dが流行ってるからそっちを作るってだけだと・・・失敗するでしょうね。

とりあえず、ディズニー最初の3D作品「チキン・リトル」の出来次第といったところなのでしょうが、最近の作品のようなストーリーの練られ方だとディズニーが製作すると明言している「トイ・ストーリー3」は失敗しそうな気がします。

そして、過去のヒット作は2を作って小銭を稼ぐディズニーの事だからきっと「モンスターズインク2」や「ファインディングニモ2」(荷物探し?)なんかも作るんじゃないかと心配になってしまいます。

せっかくのピクサーのいい作品がディズニーの続編でイメージ悪くならない事を祈るばかり。

今がディズニー第三次黄金時代に向けての低迷期だといいのですが・・・。

とりあえず来年CEOが交代するのでそこで方針が変わってくれたらいいなぁ。