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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

都バスの旅:停留所数93の都バス最長路線で青梅に行ってみた

最近仕事で都バスに乗ったのを機に、都バスで東京をぐるぐる回ってみるのも面白いかと思うようになりました。

で、調べてみると都バスの最長路線が柳沢〜青梅までの梅70という路線らしいという事がわかり、乗ってみたい衝動にかられる。

だいたい2時間くらいバスに乗りっぱなしになるらしい。

しかも、停留所の数が

!1 93

もうすぐ100だ。凄すぎ。

距離で行けば31.8kmと出身地に走っていた釧路〜厚岸間の路線バスの方が長いんだけど、街中をずっと走るので時間がかかるみたい。

機会を狙っていた所、ちょうど代休をとった日に用事が午前中で済んで午後がぽっかりと空いたので用もないのに急遽青梅まで出かけてみる事にしました。

バスの出発地は西武柳沢駅前です。新所沢からは西武新宿線で1本なので楽ちん。

と思って余裕ででかけてみたものの、運悪く途中通過待ち時間が長かったりで西武柳沢駅にはバス発車の3分前の到着。

バスに乗りこむと同時に出発となりました。

乗客は自分を含めて3人。まあ、平日の13時10分ですからね。そりゃー、あまり人も乗らないでしょう。

とりあえず最後部座席に座って、後は車窓の景色を楽しむ事にします。

バスのアナウンスを聞いてみると、この路線は

!3 昭和病院前経由、東大和市駅経由、名良橋経由、箱根ケ崎経由、青梅駅前経由、青梅車庫行き

となるみたい。経由ばっかり。

そりゃ停留所が93もあるんだもんねぇ。あちこち経由するわけです。

しかしこのバスの旅、目的地には何の興味も目的もなく

!2 移動がメイン

な辺りはサイコロの旅に通じるものがあります。(ないか?)

街中をずっと走っているので景色も単調であんまり楽しくないことも徐々にわかって来たし。

だいたい、自分にあまり縁のない方面なので自分が今どの辺にいるのかよくわかんないのも落ち着きがないです。

さすがに、この都バス最長路線を制覇しちゃろうなんてバスマニアは平日にいるはずもなく(自分もバスマニアじゃないよ)、乗客は少ないながらも循環していきます。

でも、自分一人にはないそうでならないのもまた不思議なところ。

東大和市駅(これも西武線)でがらっと車中の乗客が入れ替わります。(自分除く)

どうやら前半の山場は東大和市駅らしい。ここから電車に乗る人が利用するわけですな。

まあ、普通柳沢から青梅に行こうとする人ってそんなにいないよな?(例外その一な人)

しかも、東大和市を過ぎて「東大和操車場」で運転手が交代します。ちょうどここで出発して1時間くらい

途中で運転手が交代する路線バスなんて初めて。さすが、最長路線。キングオブ都バスは一味違うね。

その後、天気が良かったのでさすがに眠くなり、途中何度か落ちながらもなんとか青梅に到着。

青梅市街に入ると昔の映画の看板があちこち目につくようになります。そういえばアド街で以前やってた気がする・・・。

青梅駅についてもまだそこは終点ではなく、そこから更に3つ目の青梅車庫でやっと終わり。

さすがに、ここで降りる人は自分だけでした。到着は15時ちょっと前。所要時間は1時間45分くらいといったところでしょうか。

きっと、ここで降りる人はこの路線完全制覇を目指す人だけなんだろうねぇ。

せっかく青梅まで目的も無いながらも来たので街をぶらついてみます。

街全体がレトロな雰囲気を醸し出そうとしているのですが、その元締め?みたいな「昭和レトロ商品博物館」や、その隣の「赤塚不二夫記念館」なんてのがお約束のコースになるんでしょうね。

IMGP1134.jpg

!5 昭和レトロ商品博物館

IMGP1138.jpg

!5 その隣にある赤塚不二夫記念館 アラビアのロレンスの看板とのギャップが・・・

その他に見所として、街中に猫のモニュメントがありました。

IMGP1135.jpg

!5 バス停も「猫の映画館」なんて洒落た作りに

そんな中、うろついていると鉄道公園300mという看板を発見。

よくわからない物があったら行ってみるという旅の鉄則に従って行ってみる事に。

そしたら、こんな坂にぶちあたりました。

IMGP1139.jpg

!5 桜は綺麗なんだけどねぇ。

本当に300mなのか?とかなり疑問を持つ距離を登りきり、着いてみるとJR東日本のやってる公園でした。

IMGP1151.jpg

!5 JR東日本 青梅鉄道公園

しかーし、中を見るといかにもお子様向けの感じがしたのでそのままスルー。下山しました。

IMGP1152.jpg

!5 子供連れにはいいかも。

帰りはバスではなく電車で。と言う事で青梅駅に入るとどどーんとパパさんがいましたよ。

IMGP1156.jpg

!5 青梅のシンボルなのだ。

結局、帰りの電車も乗り換えが多くてバスで帰った方が楽だったかも。

いやー、青梅は遠いわ。