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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

北海道旅行記1:中標津〜標津〜羅臼〜ウトロ

今回はJALマイレージの無料航空券を予約したのが遅かったので羽田〜釧路の最終便しか予約ができず、初日は釧路到着が19:25という遅い時間。

その日は「まつりや」さんで回転するお寿司を食べましたが、場所がいいと回転寿しでも全然味が違いますね。

東京じゃこんなおいしいお寿司なかなか食べられません。「さんま」「くじら」など堪能させていただきました。

あと、vegeは「いもだんご」がいたく気に入ったみたいです。

そんなこんなで1日目は終わり、2日目からが観光本番です。今回はvegeが「鮭が川を上る所をみたい」というリクエストを出していましたので、標津川にも寄って行きます。

標津川に行く途中、雄大な景色を堪能するなら外せない中標津の「開陽台」に行きました。

住んでいた時にはあまり感じなかったのですが、厚岸〜標茶間の酪農丘陵地帯はかなりいい風景です。

まるでWindowsXPの壁紙のようななだらかな曲線を描く丘陵とでも言えばいいのでしょうか。

そういう景色がいいと思えるのであれば、開陽台はまさにうってつけ。

地平線をぐるりと見渡せると口で言ってもあまり凄さが伝わりませんが、実際に景色を見てみると言葉を失う美しさがあります。

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!5 牧草地の緑がきれいな地平線を演出します

開陽台の後は標津にある [サーモン科学館]:http://www.shibetsu-salmon.org/ へ。

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!5 タワーの先端の「イクラ」?が目印

サーモン科学館には今回初めて入りましたが、標津川から水を引き入れてサケがのぼる様子を実際に中で見る事ができます。

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!5 前日の雨で水が濁ってますがサケの遡上を見れます

その他にも、幻の魚と呼ばれるイトウが展示水槽に入っていたり、せっかく何年もかけて大きく育てたイトウが自分より大きな魚を食べて窒息死してしまうという笑えない話なんかも聞けます。

また、ここには機械式インデアン水車もあって、鮭を捕獲する様子を見る事もできます。

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!5 見る順番が最後の方だったので鮭が写ってませんが・・・

その後、標津川を遡る鮭を見て、世界自然遺産に登録された知床に向かいました。

羅臼ではすっかり人に慣れてしまった鹿が普通に民家の前の草を食べていたりしてます。

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!5 車が横付けしても全く動じないエゾシカ

ここまで、人に慣れてしまうのもどうかと思いますけどね。

あと、羅臼ではヒカリゴケも見に行きました。

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!5 だいぶ、ヒカリゴケの量は減って来ているようです

コケが光るのは夜光性ではなく、蛍光性なので光って見える方向が決まっています。

続いて知床横断道路を通って知床峠の頂上へ。

何度かウトロの温泉ホテルには泊まっているのですが、vegeが知床横断道路を通るのは今回が初めて。

今まで阿蘇の景色が日本で一番好きと行っていましたが、知床峠から見る羅臼岳の景色が一番かもと言ってました。

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!5 峠から見る景色ってきれいなんですよねぇ。

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!5 海を見ると国後島もはっきりと。

そして、水曜どうでしょうバカ夫婦として外せないのが「カントリーサイン」。

知床峠羅臼町斜里町カントリーサインを撮ってきました。(vegeのポーズ付き)

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!5 羅臼はワシ(ワシのポーズ)

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!5 斜里はフクロウです(首が回るのをイメージしているらしい)

その後、知床自然観察センターからフレペの滝へと片道20分程度の散歩。

フレペの滝は知床八景にも選ばれている景勝地です。

ちゃんと遊歩道が整備されているのですが、ほとんどが急な坂道。行きはよい良い帰りは怖いコースになってます。

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!5 崖から直接地下水が流れ出ているのがフレペの滝

滝はそれほどきれいではないですが、まわりの景色はまさに絶景です。

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!5 滝のある断崖と海なんかまさに絶景。

他にも、草原が広がっていたり景色は本当に良い所です。

ちなみに、草原にはまたまたエゾシカがいたのですが奈良公園の鹿並みに人を恐れません。

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!5 すっかり人に慣れてしまった観光鹿

観光客にとってはいいかもしれませんが、自然とは違う姿のなのでいずれ、なんとかしないといけないのでしょう。

隣には子鹿もいて、子鹿を呼ぶ親鹿の声はかなりキュートでした。

最後に、知床の夕日を見て民宿で一泊。

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民宿ではバスの運転手さんやガイドさんも泊まっていてどこの宿では「出る」とか、霊感バスガイドと見える運転手の最悪コンビの話とか、○○ホテルの男湯は外から丸見えとかそんな裏話を楽しく聞けました。

つづく