Site.M from 新所沢

"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

秩父夜祭

秩父には何度か行ったことがありましたが。さすがに夜祭の人出はすごいものがありました。

毎年12月3日と日付が決まっているので、12年ぶり?だったかの土曜日開催ということもあったんでしょうけど、とにかく西武秩父の駅前も秩父鉄道の駅前もすごい人だかり。

早めに行って長瀞観光をすませてから夜に再び秩父に戻ってくるという行程をとったのですが。長瀞から秩父に行く電車は金曜日の終電並の混雑っぷりでした。

しかも秩父鉄道は昔ながらの厚紙切符なんですよね。駅員さんの改札(ハザミ入れ)も昔のままだし、自動改札のように人が流れないので大変なことになってました。

秩父の駅を降りると目の前に山車が。

DSCN2558.jpg

!5 ちょうちんは全て蝋燭の灯りだそうです そんなところにもこだわりが

さすがに、所沢の山車よりも大きいです。

沿道にはびっしりと夜店が出ていて、活気があふれています。

DSCN2560.jpg

祭り会場に向かって歩いてみると夜店が両脇にびっしり並んでいる細い道路があり、さすがにここを山車は通らないだろうとスルーしたのですが、実はその細い道路がメインの通りでした。

帰りの電車もあるので、できるだけ西武秩父の駅の近くで見た方がいいだろうと思い、歩いていると前方から山車がやってきました。

IMGP2357.jpg

警察や祭関係者が危ないから進むのをやめて脇に避けてと言うのですが、既に脇には前から並んで待っている人がいてなかなかよけるのもままなりません。

曳き手の人がいよいよ来たのでなんとか脇に避けたのですが、後ろにいたガイドさんは自分のお客を守るために前に押し返してきます。

そのせいで何度も祭関係者に「出てこないで」とか「足挽かれるぞ」とか言われましたが、後ろの人は「どけよ、このやろー」なんていいつつ押し返してきます。

IMGP2355.jpg

!5 ほんとにスレスレの所を通過していきました。

元々狭い道路の両脇に夜店が出てさらに狭くなっているところを山車が通るので本当にぎりぎりの所を山車が通過していきます。

危なかったけど。最前列で見れたのはよかったかも。

挽き手の威勢の良さと山車の見事さはさすがでしたが、お囃子はそれほどでもない印象でした。

所沢のはお囃子がメインでひっかわせなんていう山車が向かい合ってお囃子合戦するという見所があるのですが、こちらは通るだけ。

後ろから押し返して来るような人もいるのでは危ないので、おとなしく西武秩父駅前のオーロラビションで続きを見ることに。

屋台村も出ていたのでいろいろつまみつつ、オーロラビジョンでいろんな場所の様子が見れたのでかえってよかったかも。

歩行者立ち入り禁止になる団子坂の様子も見れたし。

馬を奉納する際の団子坂一気上りはなかなか迫力がありました。

既に18時頃から花火はたまーにあがっていたのですが、20時25分の電車ので帰ろうと電車の中にいると。窓がビリビリするくらの迫力ある花火が始まった様子。

20時過ぎの花火はメインだけあって全然迫力が違いました。攻撃されてるんじゃないかってくらい。

ちょうど電車が出発したときにも花火が上がったので車窓から見えた花火は本当に夜空をうめつくすくらい大きな見事なもので、最後に見れてよかったなあと感激しました。

結局、曵かれる山車をあんまり見れなかったけど、花火はよかったです。