Site.M from 新所沢

"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

2006年6月末のアセットアロケーション

6月にボーナスも出たので新規資金を使ってポートフォリオのリバランスを行いました。

6月末時点で昨年末と比較した新規投入資金を含む純資産額は合計で3%のアップ(本日時点では4.6%のアップ)。投資信託部門は13%のアップ、個別株式部門ではマイナス11%でした。

!3 <株式部門

株式部門では全体の約60%を占めるアメリカ株のバークシャーハザウェイ(BRK.B)は昨年末から評価額が変わりませんでしたが日本株の下落が足を引っ張り、11%のマイナスでした。東京テアトルが約40%のダウン、パルコは約10%のダウンですが、日本株の約60%を占めているだけに影響が大きかったです。

株式部門の評価額は昨年末の時点で今年はきっと下がるだろうと思っていましたし、今売らなければならない理由もないので継続して保有していきます。株式部門への新規資金の投入は今後とも考えておらす、保有株の継続保有を続けるつもりです。

新所沢に住んでいるとパルコや西友東京テアトル株主優待はありがたいですし。

しかし、全体の約6割がバークシャーハザウェイで残り4割の日本株のうち6割がパルコというポートフォリオは全くリスク分散されていませんね・・・その分投資信託への投資で分散投資を心がけています。

預金から投資へという流れをマスコミや金融機関が強調していますが、その際投資といえば一般の人の頭には「株式投資」が思い浮かぶと思います。でも実際に株式投資をするとなると、それなりに大きな金額を振り向けないと特定の株の変動をモロにうけるリスクの高い投資になってしまいます。20銘柄に分散投資すればインデックスファンドより低コストで運用が可能なんて軽々しく言ってくれる人もいますが、20銘柄買うだけの費用を考えたらそれがどれだけ大変かわかりますよね?しかも、買ったあとのメンテナンスも個別株投資だと大変です。そんな事もあり、個人投資家投資信託を使った投資がベストではないが、ベターだと思います。

!4 保有株:バークシャーハザウェイB株(BRK.B)、パルコ、東京テアトル西友、スーパーバッグ、ポケットカード

!3 <投資信託部門

投資信託部門では、小型株への投資として鞍馬天狗を保有していましたがすべて売却しました。日本株は現在さわかみファンド一本に集約しています。

外国株への投資は朝日Nvestグローバルバリュー株オープンのみ。マネックス証券で販売手数料が無料になったこともあり、益々買いやすくなりました。投資先銘柄が少ないのですが、バリュー投資のプロ「ハリス・アソシエイツ」がうまく運用してくれているのでリスクは意外な程高くありません。インデックスファンドに勝ち続ける事ができる数少ないファンドだと信頼しています。難点といえば無駄に分配をすることですが、これは日本人の分配好きなところが治らないと解消されないんでしょうね。

現在投資信託部門における株式比率は65%。自分の理想とする比率に調整することができました。

債券ファンドへの投資では海外債券のみに絞っています。日本債券はまだまだ金利が低いですし、ハイ・イールド債ファンドエマージングファンドへの投資はコストが高くつくので見送っています。住友信託銀行に口座を持っている関係で3ヶ月決算型の外国債券インデックスファンドを購入していますが、本当は1年決算型の商品への投資が望ましいところです。住信アセットでも以前はそういう商品を設定していたのですが定期分配商品に再編されてしまいました。ソニーバンクに口座を開けば中央三井の外国債ファンドが買えるのですが、住友信託銀行のユアパートナーという無通帳口座での特典を得るために乗り換えてません。

オルタナティブ資産への投資は19%まで引き上げました。これでうまくリスクコントロールできるといいのですが。6月から開始されたマネックス証券のセレクトファンド販売手数料キャッシュバックのキャンペーンに乗ってアジアファンド・オブ・ファンズ連動投信を購入しました。昨年の発売以降様子を見ていたのですが、なかなかうまく運用されているようなので購入。ちょうど6月の株式下落の影響をうけて基準価額が下がった所で購入できたと思います。(まだ正式に約定していないのですが)

ちなみにこのファンドヘッジファンド個人投資家が投資できる道筋を作るという事でイベントを開いたりしていましたが、そこに村上ファンドの村上さんも来ていたはずです。どうなんでしょ?このファンド村上ファンドに投資してたりして・・・。別に僕はそういうの気にしないのでいいですけど。それに、村上さんのファンドは福井さんのリターンを見るとそんなに成績優秀にも思えませんでした。もっとマシなファンドに投資しているといんですけどね。

また、以前日経新聞の取材もちょっと受けたコモディティ指数への投資については外貨建てのままコモディティ指数に連動する投信が出始めたという事もあってニッセイコモディティファンドに切り替えました。マネックスのキャンペーンでこちらも販売手数料がキャッシュバックされます。投資先のインデックスはAIGの指数からゴールドマンサックスのライト指数に変わった事により指数に占める原油の比率が上がり、昨今の原油価格上昇の恩恵を受けやすくなりました。(とは言っても私生活の事を考えると原油はあまり上がらない方が助かるのですが)

ワールドリートオープンはオンライン証券だとあんまりグローバルリートのファンドを扱ってないので三菱登場UFJ銀行のメインバンクサービスで特典を受けるためにちょうどいいなという事で保有しています。来年、ネットで郵便局の投信が買えるようになったらDIAM世界リートインデックスファンドに徐々に切り替えるかもしれません。DIAM世界リートインデックスファンドは毎月分配じゃなかったら最高なのに・・・。

!4 本日時点でのアセットアロケーション

!4 日本株式 28%

さわかみファンド

!4 外国株式 37%

・朝日Nvestグローバルバリュー株オープン

!4 外国債券 16%

住信国債券オープン(3ヶ月分配)

!4 オルタナティブ 19%

・アジアファンドオブファンズ連動型投信

・ワールドリートオープン

・ニッセイコモディティファンド