2007年の株式市場も終わりました。
今年はサブプライムローンに端を発した世界同時株安もありましたが特に気にせず淡々と運用してました。
今年はアクティブファンドからインデックスファンドに舵を切ったのが僕の運用方針での大きな特徴でした。
夏の世界同時株安の時に含み益をたっぷり持っていたAvest-Eが値下がりしたところですかさず売却。売却益にかかる税金の節税に努めながら売却で得た現金をじっくりとインデックスファンドに再投資という流れで過ごしました。
ちょうど10月にも2回目のアクティブファンド解約を行った直後に世界同時株安が再発。
安値で仕込み直す幸運にも恵まれました。
資産全体としては
日本株 28.7%
外国株 39.0%
新興国株 5.7%
外国債 14.1%
リート 5.3%
コモディティ 7.1%
というアセットアロケーションになっています。
内訳は
このうち、インデックスファンド中心のポートフォリオをフィデリティ・ダイレクトにまとめました。
SBIイートレード証券が住信アセットマネジメントと共同で信託報酬の安いインデックスファンドを登場させましたが、とりあえず自分はPRUマーケットパフォーマーシリーズでインデックス投資を継続する予定です。
インデックスファンド中心のポートフォリオは国内株:外国株:新興国株:外国債券が20:40:20:20の比率で組んでいます。
住信アセットのインデックスシリーズは自分も2001年から積み立てていた事があるのですが、結局国内債券と外国債券ものは償還されてしまい残ったのは日本株と外国株だけでした。
SBIイートレードグループでしか販売されないようですので、どうしても償還リスクを感じてしまいます。
米国個別株ではウォーレン・バフェット率いるバークシャーハザウェイ(BRK.b)が絶好調です。最近では買収話も盛んに出てきてバーゲンハンティング中なんだなあと頼もしく見守っています。
BRK.bがネット証券で購入できるようになるといいんですけどねぇ。楽天証券はアニュアルレポートも送ってこないので不満です。
結果的に今、自分が一番投資している比率が多いのがバークシャーになりました。単一企業ではありますが、かなりのコングロマリットですし、ボスがバフェットという事で安心して保有していられます。
国内個別株への投資では西友をウォルマートの完全子会社化するTOBの実施伴い売却しましたが、残りの銘柄はそのままホールドです。
第三分野ではリートが比率を下げました。特に投資金額を増やしていないのですが、最近の不動産市況の影響でずいぶん下がっています。
買い増すなら今かなという気もしますが、まぁ全体の比率を考えたらこのままでいいかなぁと。
コモディティは今年跳ねました。原油高でガソリンや灯油が値上がりしていますが、うちは車ないし、ストーブもないのでそんなに影響はありません。
電気代やガス代では影響を受けているんでしょうけどまぁコモディティファンドがリスクヘッジ先としてうまく機能したと言えるでしょうね。
別にコモディティファンドはガソリンや灯油代のヘッジ目的ではなく純投資目的なので上がろうが下がろうが日々の生活への影響はないのですが。
記録が残っている2005年6月からの資産総額の推移は下記のようになっていて、もうすぐ倍になりそうな雰囲気です。来年には到達するといいんですけど。
昨年からは13.5%の増加でした。
来年は新規資金をインデックスファンドへ振り向けつつ、マイペースで投資を続ける予定です。