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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

バークシャーハサウェイ株主総会の記事

5月4日はウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ株主総会の日でした。 僕もB株をちょっと持っているのでいつかは行ってみたいと思っているのですが(楽天証券ではコールセンターに言えば手続きをしてくれるようなので)、とりあえず今年は日本にいました。 マネックスが6月に海外ETFの取扱を始めるそうなので、という事は米国株取引ができるようになるんだろうなという推測から、僕の希望はかつてMeネット証券(現カブドットコム証券)が実現していた1株単位での売買とNYSE上場株式全銘柄の取引です。(日本株ADRはできませんでしたが) そしたらまたバークシャーハサウェイを手軽に購入できるようになるので。 東亜日報のWebにバークシャーの株主総会の様子を記した記事がでていました。 バフェット氏「ハイリスクはハイチャンス、しかし詳しいところに投資せよ」(東亜日報) バフェット氏「新聞を読めば世界の理解に役立つ」(東亜日報) バフェットは一般人向けの投資論として 「かつては財産の75%を一ヵ所に投資したいという強い確信を持っていた時期もあった。よくあることではないが、特別なチャンスがあれば、財産の75%を投資するのが理にかなっている。しかし、財産の500%を投資してはいけない」 と話しています。また、今のような金融市場の混乱時期に、果たして投資のチャンスをつかむことができるかという質問に対しては 「債券市場の混乱などの状況は、同時に大きなチャンスを提供する」(バフェット) 「しかし、そのようなチャンスは、『モリで捕まえられる大きな魚が、1週間に一度、川を過ぎ去るようなもの』と言って、珍しくて短い」(チャーリー・マンガー と、今こそが投資のチャンスと回答しています。 ただし、投資先は自分が得意とする分野にすることという持論も忘れずに付け加えています。 100万ドル(約1億円)の投資先は?という質問には 「手数料の少ないインデックスファンドに投資せよ」 とも回答しており、やはり今年もインデックスファンドへの投資を推奨しています。 僕も現時点で全体の約半分がインデックスファンドへの投資です。 また、バフェットは株主総会に先立ってのインタビューの中で これからも個人たちはモーゲージの焦げ付き問題で苦痛を味わうことになるだろうが、ウォール街での最悪の危機ははっきり過ぎ去った と語っており、バフェットの見方では既に金融市場の危機は過ぎ去ったという事のようです。 こちらのブログでもバークシャーの株主総会について書かれていて ベアースターンズの危機の際には買収を持ちかけられたものの、即金で650億ドル必要で、手持ち現金の350億ドルでは間に合わなかったこと、今後の投資先として米国以外の国(中国、インド、ドイツ、英国、日本)に目を向けているという事が書かれていました。 そのうち日本の会社もバフェットが買収する日が来るのかもしれません。