日経ヴェリタスの記事によると、アメリカの銀行の融資債権に投資するバンクローン投信の値下がりが激しいそうです。
そりゃあこんな金融不安になれば銀行が貸し出した融資債権なんて手放したくなりますよね。
DIAMの「みずほBNYバンクローンファンド」は年初来で基準価額が16.1%下がったとか(分配金が415円あるので実際はもう少し傷は浅いです)
特に、このファンドは投機的格付け債務ファンドの運用に特化している資産運用会社(Alcentra New York LLC()のファンドを最大80%組み入れる形のFoFs。
組み入れ先のUSバンクローンファンドは月に1度しか解約できないので、あまりにも解約が殺到するとこのファンドの解約を受け付けない場合があるとのこと。流動性に不安が残るばかりか、目論見書には「例外的にシングルBマイナス以下の債権に純資産の15%以内の範囲で投資する場合がある」と書いてあるのに8月末時点で15.6%と15%を超えて投資している模様。
ちょっと危ない感じのするファンドです。