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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

投信ブロガー選出ファンドオブザイヤー2008がロイター記事に

rennyさんのところでやっていた投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤー2008がなんとロイターのニュースとして配信されました! 投信ブロガーがファンド・オブ・ザ・イヤーを選定、住信AMのファンドが受賞(ロイター) 投信評価各社によるファンド・オブ・ザ・イヤーが毎年選定・発表されるなかで、新たに個人投資家目線のファンド評価が出てきた格好だ。投信評価会社ではモーニングスターが1999年から、トムソン・ロイター・リッパーは2002年から発表している。 とも書かれており、投信評価会社と同列扱いでの記事になっています。 ロイターの記事になったという事で、個人のポートフォリオで中心に据えられる低コストなファンドもしくはETFが求められている現状を運用会社へ強力にアピールする事になったと思います。 実際に住信AMが受賞しに行ったという事も同業他社としては悔しい思いをしたはずで、これを機に同業他社による低コストなファンドの設定が現実になればファンド・オブ・ザ・イヤー2008に投票した1ブロガーとしても嬉しい事です。 販売会社が求める売りやすい、実入りの大きいファンドではなく、個人投資家が求める長期投資に耐えるファンドの設定を! というのが投信ブロガーの切なる願いです。 投信ブロガーはこの間のインデックス投資ナイトをみたことろ30〜40代の資産形成層が多く、ファンドへの長期投資が期待できます。 独立系投信会社が狙っている市場はまさにここで、セゾン投信はニーズとぴったり合ったという事でしょうね。唯一2年連続のランクインを果たしています。(2007年のファンド・オブ・ザ・イヤー、2008年の3位) 昨年2位のマネックス資産設計ファンドは2008年にはランク外となっているのも時代の流れの早さを感じさせます。(2007年はバランスファンドを評価した層が2008年は個別のインデックスファンドETFを評価した結果) 親会社の顔色を伺ったりと難しい面もあると思いますが、住友信託銀行グループの住信AMがSTAMインデックスシリーズという低コストなインデックスファンドを設定して個人投資家による支持を受けた意味を他の運用会社さんには理解して欲しいです。 それにしても投信ブロガーってインデックスファンド派の人が多いんでしょうか? アクティブファンドを買うくらいなら自分で株を売買して運用するって人が多いのかなぁ? インデックス投資ナイトに参加しておいてなんですが、僕はアクティブファンド容認派(特にバリュー系)です。 最後になりますが、今年もファンド・オブ・ザ・イヤーで無効票が目立ちました。 投票する側も気をつけないといけませんね。