楽天投信は設立時の志を失ったな
産經ニュースに楽天投信の大島社長のインタビュー記事がありました。
【明日に挑む】楽天投信投資顧問社長・大島和隆(おおしま・かずたか) 投信にもわかりやすさを
私の哲学は、お客さまに自分の抱えているリスクをご理解頂き、「分かりやすい商品」を提供することです。
と話していて、出来た商品が日経平均に3倍の値動きで連動するファンドですか。
わかりやすいけど、思いっきり投機商品ですけど。
新商品は「分かりやすさ」を追求しました。解約手数料は取らないので、顧客が相場や運用環境が良くないと感じたときは、いったん解約して別の投信に移し替え、再び機会をうかがうといった手法も可能です。
なんて事言ってますが、3倍の値動きに拡大されているので上下を繰り返すボックス相場だと基準価額が下がる一方なんだよね。
だから絶対に解約、購入を繰り返さないといけない商品なんだけどそういう説明の仕方でいいんだろうか?
手がける公募投信の残高目標は、公式には今年度で100億円、5年で1000億円と発表していますが、私の腹積もりではそんなものではありません。
っていうのも昨年楽天投信が生まれた時の小さく生まれて大きく育つという理念と反してます。
楽天だから遅かれ早かれそうなるだろうと思ってましたが、やっぱり早急に投資資金の回収に入ってきましたね。