三菱UFJ投信がネット証券での投資家向けに低コストなインデックスファンドシリーズ「eMAXIS」を発表しました。
設定される投信は以下の8本
・eMAXIS 日経 225 インデックス 信託報酬0.42%
・eMAXIS TOPIX インデックス 信託報酬0.42%
・eMAXIS 国内債券インデックス 信託報酬0.42%
・eMAXIS 国内リートインデックス 信託報酬0.42%
・eMAXIS 先進国株式インデックス 信託報酬0.63%
・eMAXIS 先進国リートインデックス 信託報酬0.63%
販売はSBI証券、カブドットコム証券、楽天証券が発表されています。
マネックス証券はSTAMシリーズでも出遅れましたが、ここでも出遅れてますね。
低コストインデックスファンドシリーズの先駆者STAMシリーズとの違いは新興国債券がなく、日本株インデックスが日経平均とTOPIXの2つを用意している点。実際ネット証券ではDIAMの日経225ノーロードオープンが売れていることから、日経225にも需要があると判断したものと思われます。
信託報酬も国内物が0.42%、海外物が0.63%とSTAMシリーズを意識して十分に低コストにしてきました。
これだけ信託報酬が安ければETFよりも積立などがしやすいインデックスファンドのメリットを生かせますね。
住友信託AMに続いて低コストインデックスファンドに三菱UFJ投信が参入してくるとは正直予想外でした。
でも、こうなるとみずほ系も黙ってはいられないでしょうし、業界の流れとして低コストなインデックスファンドを設定する方向に向かうかもしれません。
個人的にはETFよりもインデックスファンド派なのでこういう流れの方が嬉しいです。
あとはバリュー系インデックスなどのインデックスのバリュエーションを増やして欲しいなあ。
低コストなインデックスファンドが揃ってくると、次は当然トラッキングエラーに目が向くようになると思われますので、低コストなだけでなくしっかりとした運用も頑張って欲しいです。