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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

妖怪ふぁんど壱 買いました

水木しげるの故郷でもある鳥取県境港市を「妖怪」を使って活性化を図ろうというプロジェクト:妖怪ファンド

最近の僕のお気に入り、ミュージックセキュリティーズの新しいプロジェクトです。

妖怪ふぁんど壱

出資単位

 1口3万円(上限33口)

募集金額

 1050万円

募集期間

 2010/3/1予定〜3/31(1次募集)

期間

 2年間

資金使途

 妖怪だるまの開発・製造・販促費用

分配内容

 (1)分配金:妖怪だるまの売上の一部

 (2)妖怪だるま:元本を下回った場合、下回った額相当の妖怪だるまをご送付。

出資者特典

 出資者限定(一般非売品)「水木しげる先生だるま」購入権

 妖怪イベントへ優先ご招待

 今後の「妖怪だるま」商品化の候補妖怪への投票等

第一弾は妖怪だるまを作って売上を出資者に還元するというプロジェクト。

デザインはnendoの佐藤オオキ、販売はイデアインターナショナル

1体2.500円というのはどうだろ?って気もするけど確かに鬼太郎とかかわいいと思う。

キャラクター:「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの「水木プロダクション

デザイン  :Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、国内外で活躍するデザイナー「nendoの佐藤オオキ氏」

だるま製造 :岐阜県多治見で明治時代から続く産地メーカー

企画・販売 :新丸ビルやミッドタウンなどでライフスタイルショップを展開するイデアインターナショナル

こういう地域にある素材を使って活性化を図るというのは地方にも元気になって欲しいという僕の思いにも合致するのでファンドへの出資という形で応援します!

うまく回れば国からの交付金頼みの地方経済を民間のお金の流れを変えることで活性化することができるかもしれません。

この取り組みは、境港市の振興にとどまる話ではない。というのも、ダルマはすべて職人による手作りだからだ。「伝統工芸の職人は技術があっても、何を作ればいいのかというアイデアがないために、収入を確保できていない」と、イデアの橋本雅治社長は現状の問題点を指摘する。

境港だけでなく、職人さんにとってもプラスになるというこの仕組、応援したいじゃないですか!

ファンドはダルマだけではなく、将来は境港に妖怪をモチーフにしたホテルなども作りたいという事なので、まずは第一弾で成功して欲しいのです。鳥取は日本で一番人口の少ない県。鳥取で成功すれば他の県でもできるというモデルにもなります。

ホテル構想はこのプロジェクトにも関わっているレオスの藤野さんから聞いたことがあるのですが、冥土喫茶とかそんな感じの楽しいものになりそうです。

利殖商品として見るのではなく、プロジェクトへの出資という旦那さん視点で「よっしゃ、お金出したる!」って想いのこもったお金が集まって成功して欲しいと思います。

3月15日には妖怪ふぁんど説明イベントが開催されます。

ひふみ投信のレオス・キャピタルワークスとミュージックセキュリティーズの合同セミナー、一旦終了したのですが今後も不定期に続けていくようです。こちらも嬉しい!

開催概要

・日時:3月15日(月)19:30〜21:30 (受付:19:00〜)

・会場:東京丸の内 新丸の内ビル10階 セミナールーム

・参加費:無料

スピーカー

・モデレーター:

 藤野英人氏(レオス・キャピタルワークス株式会社 取締役)

・スピーカー:

 田村耕太郎氏(参議院議員鳥取県選出)

 橋本雅治氏(株式会社イデアインターナショナル 代表取締役

 小松真実(ミュージックセキュリティーズ株式会社 代表取締役

ミュージックセキュリティーズではこの他にも純米酒蔵を応援するファンドカンボジアマイクロファイナンス耕作放棄地を使った放牧豚、コシヒカリ、天然藍染めジーンズ、岡山の森林、東京ヴェルディ、ソーシャルアプリ開発などなど色々なファンド(プロジェクト)が目白押しです。

ミュージックセキュリティーズ

寄付でもない、単純な利殖目的の投資でもないそんなお金の使い方をしたいと思った方は是非一度ホームページを見てみてください。