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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

2010年9月の『結い2101』

鎌倉投信の結い2101の月次運用報告『結いだより』から運用報告の一部をレポートです。 今月は鎌田社長からの受益者の皆様へというメッセージがあり、運用説明会などで受益者の方を見ると、厳しい市場環境の中でも腰の座った、地に足のついた投資家が多いという事を書かれていました。投資において最大の敵は自分自身の不安と欲望の心ですが、結い2101の受益者にはそういったものは見られなかったそうです。投資信託と受益者がお互いに共感しあういい関係が築けていると思います。 今月の紹介されたいい会社は循環型社会の創造を具現化する「らでぃっしゅぼーや株式会社」でした。 有機・低農薬野菜、無添加加工食品などの会員制個別宅配ネットワークの会社ですが、生産してもらっていた農家の方が亡くなられたのをきっかけに耕作放棄地とならないよう農業に参入したり、衣服からバイオエタノールを作るFUKU-FUKUプロジェクトなど社会貢献的な事業も行っています。 運用報告のコーナーでは運用責任者の新井さんから何故等金額で投資しているのか?という質問に対して、鎌倉投信では日本の様々な社会問題を解決しないとTOPIXのような日本の株式全体が長期的に上昇する可能性は低いと考え、TOPIXベンチマークにしていないので、いい会社は保有比率を等しくしていても良いと考えているとありました。また、株価を追ったり、予想したりせずいい会社を保有する方針ですので、特にどこの会社を多く持つなどと考える必要がないそうです。 ただし、ポートフォリオ全体のリスクが想定(10%)よりも乖離するようであれば変動性の高い会社の比率を下げることはあるという事でした。 純資産総額 4 億 1,785 万円 顧客数   598人(+30人) 株式    48.7% 現金    51.3% 組入会社数 18社(+3社) 青線:結い2101 赤線:STAM TOPIXインデックスオープン セミナー・イベント情報 10月10日(日) 五感と論理で選択する快適で価値ある住まい@鎌倉 10月12日(火) 「結い 2101」 運用状況説明会@鎌倉 10月15日(金) 明治神宮100年の杜 五感で思考する世界経済の本質@明治神宮 10月17日(日) 「結い 2101」 運用状況説明会@岡山 10月29日(金) 明治神宮100年の杜 五感で思考する世界経済の本質@明治神宮 10月31日(日) 「結い 2101」 運用状況説明会@鎌倉 鎌倉投信 ホームページ