日本経済は低迷し、多くの企業が業績の悪化に苦しんでいます。リストラによって生き残りをはかる企業も数多くあり、雇用はますます不安定となっており、失業率は低下の兆しをいっこうにみせません。 こうした時代だからこそ企業は、「正しいことを、正しく行う」ことこそすべての人が豊かになるための道であることに気づかなければなりません。 社員や顧客、地域に「求められる企業」になってこそ、人々に「大切にしたい会社である」と感じてもらってこそ、会社は正しく成長の道を歩み、中小企業全体の活気づくり、ひいては日本経済の活性化に結び付きます。 現在も、そうした道を模索し、人々や顧客、地域に「大切にしたい」と感じられている企業は少なからず存在します。坂本教授といい会社の共同研究を行っている鎌倉投信も協賛企業に名前を連ねています。 ■表彰の対象 「大切にしたい会社」「正しいことを正しく行う経営」の要件とは、企業が本当に大切にすべきことの5つの順番を守り、社員とその家族を幸福、外注先とその社員の幸福、地域社会の幸福を実現する行動を継続している会社です。 これらのことを実践している企業を表彰の対象とします。 ■応募資格 過去5年以上にわたって、以下の7つの条件のうち5項目以上該当していることとします。 1.人員整理等をしていないこと 2.下請企業・仕入先企業への一方的コストダウンをしていないこと 3.顧客のリピーター率が業界の平均を上回っていること 4.障害者雇用率は2.0%以上であること 5.黒字経営(売上高経常利益率)であること 6.遵守すべき法律・規制においてコンプライアンス上の問題がないこと 7.何らかの社会貢献活動が続けられていること ■応募締め切り 2011年1/31(月)まで(必着) いい会社の自薦、他薦は問わないという事です。 どんないい会社が選ばれるのかも楽しみです。
日本でいちばん大切にしたい会社大賞
鎌倉投信の受益者総会で法政大学大学院の坂本光司教授が基調講演をされました。
その中で、日本でいちばん大切にしたい会社大賞というのを開催して「正しいことを、正しく行っている企業」を表彰することでそういった会社を増やしていきたいと話されていたのですが、いよいよ大賞の公式ページができてエントリーが開始されていました。
日本でいちばん大切にしたい会社大賞 公式ページ