2010年11月の『ひふみ投信』
レオス・キャピタルワークスがひふみ投信の月次運用報告を公開しています。こちら
ひふみ投信概況
純資産総額 10 億 7,000 万円
株式 89.16%
現金 10.84%
組み入れ上位10銘柄 *( )内は前月順位
1.スタートトゥデイ (JPホールディングス)
2.ユニ・チャーム (ドワンゴ)
3.ドワンゴ (ユニ・チャーム)
4.JPホールディングス (スタートトゥディ)
5.シップヘルスケアホールディングス (静岡銀行)
6.静岡銀行 (ナカニシ)
7.任天堂 (シップヘルスケアホールディングス)
8.カカクコム (カカクコム)
9.ナカニシ (任天堂)
10.三菱商事 (アニコム・ホールディングス)
全53銘柄
運用成績
1ヶ月 6.41
3ヶ月 5.78
6ヶ月 -2.47%
1年 -2.78%
設定来 14.08%
直近1年のリターン
ひふみ投信 -2.78%
直近2年のリターン(年率換算)
ひふみ投信 9.41%
標準偏差(1年)
ひふみ投信 15.09
シャープレシオ(1年)
ひふみ投信 -0.13
※投信まとなびより
お知らせ
ひふみアカデミー(11月の運用報告)のUstream配信アーカイブ(録画)は→こちら
11月27日(土)に行われた第二期運用報告会のUstream配信アーカイブ(録画)は→こちら
日本証券新聞 11月12日に藤野さんのインタビュー記事がありました(→こちら)
ひふみアカデミーの運用コメントより:
これまでディフェンシブと輸出ハイテクの両方ともバランスよく持っていた
12月は世界景気の回復トレンドが強い。
中国の利上げは売られる材料になるか?
利上げで急に腰折れするようなことはないのでは。世界景気が景気のよい国と悪い国で斑模様になっている状態。
最近気になっていることは今後の米国クリスマス商戦は堅調なうちに迎えられるか?
GMの再上場について、日本の会社でもGM向けの部品受注が出ている事から自動車関連の下期は案外強いのでは?
2011年はスマートフォンが全世界的に広がるのではないか。
1975年のスーパーコンピュータ、5年前のノートPCくらいの性能がポケットの中に入っている。
部品メーカーやソフトウェアを提供する会社に注目したい。
iPhoneとAndroidについて
GalaxySの方が大きいが軽い。
iPhoneはおしゃれで、GUIやデザインなど使いやすさに注力している。
使ってて楽しいシティボーイ。
AndroidはMacに対するWindowsのような野暮ったい印象。
使えればいいんでしょって感じのアプリが多い。
田舎の優等生の様な感じ。
世界経済の見通しについて
日本企業は景気敏感株が多い。
世界的な景気回復があると、日本が一番上昇率が高いかもしれない。
ただ、いつまでも景気の波の影響を受けていては海外からの投資を呼び込めないので、もし景気回復があったらその時は次の日本の姿を考えるのが大事では。
グローバルな景気回復はあるのか?
メーカーの足元の数字が良く、工場の稼働率が上がっている。
今後のひふみ投信の運用について
急速に上昇した銘柄は利食いをする。
短期的に急騰した銘柄は調整が入る可能性があるので一時的に一部売却し、下がってきたらまた買い直す。
買い持ちして荒い値動きに付いて行くのではなく、細かい売買をしてポートフォリオの手入れを行う。
カヤバ工業
建機メーカー向けにコントロールバルブを作っている会社
中国で需要が多いがコントロールバルブは日本企業でしかできない技術があり、そのなかのプレイヤーの一人
他にはインフォテリアの様に他社であまり投資されていない未来が楽しみな経営者に投資していく
セミナー情報
12月14日(火) ひふみサロン(ゲスト:マインドマップインストラクター 矢嶋 美由希氏)
関連URL
レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)ホームページ