2011年2月の『ひふみ投信』
ひふみ投信の月次レポートが公開されています。(→こちらから)
ひふみ投信の2月のリターンは+4.55%でした。(TOPIXは+4.53%)
◆2月末の状況◆
純資産総額:13億0,500万円
組入銘柄数:53(-6)
株式比率 :92.43%
現金比率 :7.57%
標準偏差:16.78
シャープレシオ:0.86
※詳細なファンド情報はモーニングスターで
◆セミナー情報◆
ひふみ投信のセミナー情報はこちら
※下記に紹介した以外にも外部主催のセミナーがあります。
3月21日(月) ひふみフォーラム@大阪 ゲスト:尾上 堅視(かえる_オノウ。) さん
4月 2日(土) ひふみフォーラム@福岡
4月 5日(火) ひふみアカデミー(月次運用報告)※Ustreamによる中継、録画配信あり
今日届いた3月中間報告によると3月に入り、足元の数字が悪化しているのと新興国を中心とした海外のインフレ進行により一時的な株式市場の調整があると予想して値上がりしていた電機産業や自動車産業株の一部を3月10日〜11日にかけて売却していたそうです。
震災明けの14日には更にキャッシュポジションを19%まで高めるも、15日以降は株価が低すぎるとして一転買い向った結果、現時点ではキャッシュポジションは5%程まで下がっています。
リーマンショックの時もそうだったのですが、非常事態が発生すると株式組入比率もダイナミックに動かすのがひふみ投信の特徴です。
本当にファンドマネージャーがやりたい運用ができる自由度こそが魅力だと感じていて、今回もうまく立ちまわってもらえたようです。
全部下がるときにフルインベストで結果を出すのは至難の業です。
ファンドマネージャーも勇気がいると思いますが、今回の波乗りも見事でした。