レオス・キャピタルワークスが運用するひふみ投信の月次報告書「ひふみのあゆみ」が公開されています。
(→こちら)
◆3月末の状況◆
純資産総額 :13億21百万円
株式比率 :84.48%
現金比率 :15.52%
組入会社数 :49社(-3社)
1ヶ月リターン :-2.71%
6ヶ月リターン :15.22%
1年リターン :4.18%
標準偏差(1年) :15.97
シャープレシオ(1年):0.26
※モーニングスター社によるファンド分析はこちら
3月は東日本大震災の影響で基準価額が大きく動いたため、レオス・キャピタルワークスから2度緊急レポートが出されました。
「ひふみ投信」の 3 月 14 日の基準価額下落について
「ひふみ投信」の 3 月 15 日の基準価額下落について
ひふみ投信は偶然、震災前に株式市場に過熱感を感じて現金比率を高めていました。
週明けの14日に株式市場が急落すると株価のあまり下がっていない銘柄を更に売却して現金比率を20%まで高めて防御する一方、翌15日には市場三番目の下落率を記録する中割安感の出た銘柄に買いを入れました。
その後、株価の戻りが早いと判断して3月末時点では再び15%程度のキャッシュポジションを取っています。
ひふみ投信設定直後にリーマン・ショックが襲いましたが、当時もひふみ投信は大胆にキャッシュポジションを動かして資産を保全しました。フルインベストではなく、キャシュポジションを生かして運用するメリットが今回もうまく作用しました。
また、ひふみ投信では現在未成年口座の愛称を募集しています。(4月11日(月) 9時が締切です)
⇒詳しくはこちら
日本証券新聞に藤野さんが語った今後の相場観としては第二四半期(4〜6月)で二番底をつけると見ているそうです。
ポートフォリオの中身も復興関連だけでなく、SNS、クラウド、在宅勤務、スマートグリッドなども考えた銘柄群に組み換えられています。(19銘柄の売り、15銘柄の買い)
⇒有力ファンドマネジャーに緊急取材 震災後、何を考え、どう行動しているか(日本証券新聞)
個人的な投資行動としては、3月の急落時にひふみ投信を少し買い増しています。
その後も買い増し用の資金は用意したものの、相場が思った以上に早く回復したため、二番底に向けてキャッシュを持っている状況です。
また、割安感を感じるところまで株価が下がってきたらスポット購入を行いたいと思います。
◆ 組入企業上位10社 ◆
1. エヌ・ピー・シー
2. サイバーエージェント
3. 小松製作所
4. 三菱商事
5. JPホールディングス
6. 東レ
7. イー・ガーディアン
8. 朝日印刷
9. デジタルガレーシ
10. アニコム ホールディングス
4/6(火)に行われたひふみアカデミーのUstream中継動画
Video streaming by Ustream
【セミナー情報】
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5/10(火) ひふみアカデミー
【関連HP】
ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)