昨日、コモンズ投信で行われたオープンオフィス(運用説明編)に参加しました。
伊井社長とファンドマネージャーの吉野さんとファンドや様々な銘柄、雑談など様々な話をしてきました。
参加者は4名でした。
・いい会社は強い
・資源危機と金融危機は約5年おきに発生する
・タワー投信などと異なるのは、単年度、四半期毎に勝負しているか、長期目線で勝負しているか?長い目線ならばゆっくり成長でよい
・セルサイドアナリストは日系の場合は年金向け、外資系の場合はヘッジファンド向けのレポートで四半期毎の業績を当てにいく内容なのでコモンズとは目線が異なる
・コモンズ30ファンドのポートフォリオは基本は均等配分。3年くらいでリバランスを行う
・コモンズでは過去10年以上の業績を調査した上で、3年後の業績を予測している
・業績予測のしやすい低成長でも確実に業績の伸びる事が期待される会社を中心にポートフォリオを構築
・市況に影響を受ける銘柄は株価が下がって割安と判断された時に組み入れている
コモンズ30ファンドが均等配分を目指しているや、3年めどにリバランスを考えているというのは初めてお聞きしたので、運用方針がわかって良かったです。
また、リバランスは3年に一度くらいがちょうどいいというのも長年ファンドマネージャーをやられている吉野さんの話として参考になりました。
他にも個別銘柄についての見解について参加者まじえて話したり楽しかったです。
ただ聞くだけではなく、お互い考えを述べ合うというのがいいですね。
個人的に聞いてみたかった経営者にとって株価ってなんなのですか?というのに対して
今後TOBに自社株が使えるようになると、現金を使わずに会社の買収ができるようになる。
金庫株を溜め込んでいる会社もある。公募増資という選択肢もとりやすくなるし、株価が上がったら経営者は何に使うか考えるのではないか?
という話をお聞きしました。
上場した株を買っても企業にとってIPO当時はともかく、その後は株券についた値段が変わるだけで、会社にお金が入るわけではないので役に立っているんだろうか?というのが疑問だったのですが、経営者にとっても嬉しいことなのであればいいかと思いました。
コモンズの場合、30銘柄という絞り込みをしているので、50銘柄だったら入れるかな?というような微妙な会社も出て来たり、そのあたりの取捨選択をしていくと自然と長期保有できる銘柄に落ち着いていくんだなというのが感想です。
また、運用会社ごとに銘柄の評価が異なるのも聞いていて面白いポイントでした。
直販投信巡りをしていればこその面白みなんでしょうけど。
また参加したいと思います。
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