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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

2011年7月の『ひふみ投信』

レオス・キャピタルワークスが運用するひふみ投信の月次報告書「ひふみのあゆみ」が公開されています。(→こちら) バックナンバー、運用報告書はこちら 7月末の状況 純資産総額 :14億76百万円 株式比率  :92.91% 現金比率  :7.09% 組入会社数 :57社(+1社) 受益権総口数: 1,118,952,312口(+1.94%) 1ヶ月リターン    :0.84% 6ヶ月リターン    :4.50% 1年リターン     :15.67% 標準偏差(1年)   :13.49 シャープレシオ(1年):1.16  ※モーニングスター社によるファンド分析はこちら 今月はひふみアカデミーに参加してお話を聞いてきました。 先月より現金比率が下がったひふみ投信ですが、これは新規に組み入れた銘柄があるというものの影響で現金比率は高くしたいと考えていると話されていました。 また、ひふみ投信の値動きについて中小型株中心のため、TOPIXが上がるような大型株有利な局面ではついていけないが、その次に来る中小型株が物色される局面や下げに強いという特徴を話されていました。 組入れ銘柄についても将来に期待できるがまだ目先はどう評価されるか不確定要素のある銘柄についてもちょっとだけ持ってみることでダメでも全体への影響は軽微、評価されたら大きく育っていくという事も行っているようです。 この辺りは個人では難しい分散投資を行っているからこそできる特徴ですね。 過去6ヶ月の標準偏差(値動きのバラツキ)の推移を見ても徐々に低下傾向にあり、シャープレシオ(値動きのバラツキに対するリターン)も一般的に優良ファンドの目安とされる1を超えて来ています。現在TOPIXのインデックスファンド標準偏差14.57、シャープレシオ0.05程度ですのでひふみ投信のリスクに対するリターンの効率の良さが目立っています。 組入企業上位10社 1.  サイバーエージェント 2.  セリア 3.  トランコム 4.  ジェイアイエヌ 5.  旭ダイヤモンド工業 6.  JPホールディングス 7.  MARUWA 8.  ダイハツ工業 9.  総合メディカル 10.  あさひ IPO以降保有し続けてきたカルビーを利益確定のために一旦一部売却を行っています。 ひふみアカデミー(運用報告会)のアーカイブ動画 8月2日(火)に開催されたひふみアカデミーのUstreamアーカイブ動画です。
Video streaming by Ustream セミナー情報 詳細・参加申し込みは こちら からどうぞ 8月09日(火) 【東京】草食隊プラス ゲスト:出口治明氏(ライフネット生命) 9月06日(火) 【東京】ひふみアカデミー(運用報告会) 【関連HP】  ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス) ひふみ投信