直販投信の投資先を東証33業種で比較してみる
直販投信の日本株投資対象を東証33業種分類別に集計してみました。
それぞれのファンドの特徴が見えると思います。
さわかみファンド
幅広い業種に分散されていますが、電気機器、機械、化学、輸送用機器の4業種で56%と過半を占めています。キャッシュ比率も1.3%とフルインベストメント。
ひふみ投信(52銘柄)
2011年9月末現在で為替の影響を受けにくい内需銘柄にシフトしている事もあり、小売業とサービス業で47%を占めています。キャッシュ比率は43.2%とがっちり守りに入っています。
コモンズ30ファンド(31銘柄)
機械、化学、電気機器の3業種で55%と海外で稼ぐ業種の占める割合が高い一方、医薬品が10%と高めなところがさわかみファンドとの違いです。投資先銘柄は基本的に均等配分で保有しています。キャッシュ比率は3.7%とほぼフルインベストメント。
結い2101(31銘柄)
化学、機械、情報・通信業、精密機械の4業種で54%を占めています。化学と機械の比率は他と比較して高めですが、その他はさほど差がなく業種の分散を行っています。コモンズ30と同じく投資先銘柄は基本的に均等配分で保有しています。キャッシュ比率は35%とこのファンドにしてはやや多め。