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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

八丈島旅行記1みはらしの湯と梁山泊での夕食

金曜日に休暇をとって八丈島に行ってきました。

きっかけは松鳥むぅさんのちょこ旅 小笠原&伊豆諸島を読んだことに始まります。

小笠原にはここ二年くらい行ってみたいって話をしているのですが、船でしか行けないのでなかなか機会がなく、この本を読んで御蔵島というイルカと泳げる島があることなどを知りました。

八丈島に行きたいとネットで旅行記を読んでいて「あそこ寿司」というお寿司屋さんの島寿司がかなり美味しいらしいと聞いていた矢先に横浜でえむとむさんと飲んでいたらちょうどダイビングで八丈島に行く予定があるという事で、そこにご一緒させていただくことに。

自分はダイビングはしないのですが。

ダイビング組は朝一の飛行機で出かける様ですが、観光目的に自分たちは昼の便でのんびり向かうことに。

八丈島は観光に力を入れていて、観光協会が作ったパンフレットと観光マップをHPでPDFをダウンロードできます。(→こちら

特に、観光パンフレットは力作で無料なのがありがたいです。

島内はレンタカーで移動するのが一般的らしいのてますが、ペーパードライバーの自分はそんな事はできず、レンタサイクルを探していたら電動アシスト自転車島チャリ」をレンタルしてるのを見つけました。

結構アップダウンのある島なので電動アシストはありがたい。

風力で発電して電動アシストのバッテリーを充電したエコな自転車です。

所沢からバスで羽田空港へ。

ANA は久々の利用で第二ターミナルは初です。

荷物を預けて早々に保安検査をおえて中のリラクゼーションコーナーのマッサージチェアでバスで固まった身体を軽くほぐします。

そろそろいい頃かと移動したら八丈島からの飛行機の到着が遅れ、それに伴い飛行機が遅れる模様。

島に着いても昼ご飯を食べるのが難しいかもしれないのでスタバで軽く食べておきました。

結局50分遅れで飛行機は飛び立ち、八丈島へ。

富士山も見ることができました。

海の上になってからは雲が覆っていてなかなか島は見えませんでしたが、水平飛行に入ったらかと思ったら直ぐに着陸体制へ。早いです。

八丈島もこれまた雲に覆われていましたが雲の下まで降りてくると、これから温泉に向かうのに通る事になるであろう坂道がはっきりと。

あれ登んのか?と多少腰がひけつつ到着。

荷物を受け取り、レンタサイクルの業者さんにホテルまで送ってもらい、チェックインだけ済ませて、とんぼ返りで町役場へ。

そこで島チャリのレンタル手続きを終えました。

予約の時に女性はママチャリがいいと言っていたのでvegeはママチャリ、自分がマウンテンバイクを選択。

この時の選択が誤りと知るのはもう少し後・・・

島チャリは風力発電で発電した電気で充電されてます。

最初に町役場の隣にある観光協会に寄って無料のマップをもらって自転車で行こうとしているところについて話を聞きました。

温泉はみはらしの湯に行きたかったのですが、急がないとゆっくり出来ないよと言われ、2時15分に出発。

玉石垣の道を軽くみて、いよいよ問題の坂道へ。

昔、流人が石1つおにぎり1つで積み上げたらしいです。

南国情緒ある風景ですよね。

問題の坂道・・・本当に自転車で行っていいんだろーか?

電動アシストをフルに動かしても結構苦労して登りきりました。

ある程度重くして漕ぐと手伝ってくれるのですが、その加減がなんとも微妙。

バッテリーを積んでいる分重くなった自転車を漕ぐのに却って疲れるんじゃないか?って疑問を持ちつつ登りきりました。

振り返ると島の雄大な景色が!

八丈小島もくっきり

大坂トンネルを抜けると樫立。

ここにはふれあいの湯がありますが、まだ先に行けると判断して更に先へ。

中之郷に着いてもまだ30分位だったので、やすらぎの湯に行くのにだいぶ下らないといけない事を考えて更に奥の末吉を目指します。

しかし、こっから先が厳しかった!

緩めの坂道が続くと電動アシストが自力で頑張れと、あまりアシストしてくれないんです。

そうなるとただ重いバッテリーを積んだ自転車。却って負担に。

途中でvegeのママチャリと替わってみたら全然違う!

ママチャリは積極的にアシストしてくれます。

あまりの違いに驚きました。

マウンテンバイクの方が楽だと思ってたのに。

末吉直前の坂道は気持ちよく飛ばして、ようやくみはらしの湯に到着。

入口で自転車に充電するか確認されましたが、まだ余裕があったので今回はパス。

13時頃は60人くらいいて混雑していたようですが15時過ぎは他にお客さんが数人というところ。

露天風呂からは遠く青ヶ島まで見ることが出来たし、迫力ある崖や雄大な海を楽しめました。

温泉は寒い時期に露天でゆっくりが好みなのでみはらしの湯まで来て良かったです。

お風呂上がりに休憩室で明日葉茶を飲んで少し休んだ後は帰りは16時にみはらしの湯をスタート。

17時に自転車を返却する必要があるので行きは寄り道しつつ75分かかった道を60分で帰らなくてはいけません。

行きは快適だった下り坂が帰りは当然のことながら上り坂になって襲いかかってきます。

vege が途中リタイアしてので、再びマウンテンバイクに乗り換えて坂道を走りました。

せっかく温泉入ったのにまた汗をかいたような

日が沈んで暗くなりつつある中を懸命にこいでなんとか2分前に役場前に到着。

一旦宿に戻ってえむとむさん達ダイバー組と合流。

ダイブショップに薦められたという梁山泊へ。

なぜか離れへ案内され、刺身、くさや、島寿司などを堪能しました。

刺身 島の魚の6種盛り

伊豆諸島に来たらくさやを食べないと!今回が初体験。

初めてのくさやは思っていたほどは臭くなく、このくらいなら大丈夫と食べてみたら口の中で匂いが広がりました・・・

油断しちゃだめですね。

島寿司。しょうゆにネタが漬け込んであって少し甘いお寿司。わさびの代わりにカラシが入ってます。

明日葉の天ぷら これはサクサクして美味しかった

お酒は島の焼酎「黒潮

里芋に酒盗をつけて食べるのが焼酎によく合います。なんかいっぱしの酒飲みになった気分。

明日葉炒飯

八丈牛乳アイスと明日葉アイス。明日葉アイスは抹茶アイスのような味。

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島焼酎の黒潮を飲みながら盛り上がったところで宿に戻って今度はえむとむさんと部屋で二次会です。

ワインとチーズで飲みながら、またまた23時過ぎまで話して一日目が終了。

【関連HP】

八丈島観光協会

島チャリ

八丈島郷土料理 梁山泊