ひふみ投信がリターンリバーサル相場に合わせたPFに(2012.01)
レオス・キャピタルワークスが運用するひふみ投信の月次レポート「ひふみのあゆみ」が公開されています。
(→こちら)
運用成績:
1ヶ月:+0.70%
3ヶ月:-3.70%
6ヶ月:-8.18%
1 年:-4.05%
3 年:+17.29%
設定来:+21.14%
純資産総額:16.0億円
株式比率 :93.56% 56銘柄
現金比率 :6.44%
1月の株式相場は相場の転換点となるリターンリバーサル相場となり、これまでとは真逆のトレンドとなりました。
ひふみ投信では12月の早い段階でリターンリバーサル相場の到来を予測し、株式比率を上げたり大型株や輸出関連株などの組入を進めていたものの完全にポートフォリオの中身を入れ替えたわけではないため、市場全体の上昇程は上昇しませんでした。
しかしながら、今後も上昇は続くわけではなく再び実態価値に応じた株価に落ち着くと見通し、復興関連銘柄や小型株への投資も引き続き行なっていくと書かれています。
上位組入銘柄:
1位 日本電産
2位 ジェイアイエヌ
3位 ファナック
4位 ダイハツ工業
5位 小松製作所
6位 JPホールディングス
7位 東レ
8位 スリー・ディー・マトリックス
9位 朝日印刷
10位 セリア
日本電産が新たに組み入れられ、1位に登場しています。
ひふみ投信ではこのような事がよくあり、ポートフォリオをこまめにメンテナンスしているなという印象を持っています。
回転率が高く、ファンドの売買手数料は嵩んでいるのですが、しっかり成績を残しているのはJF ザ・ジャパンに似ているなと感じています。(ひふみ投信の方がキャッシュポジションを機動的に使っています)
ひふみアカデミー(運用報告会)のアーカイブ動画
2月7日(火)に開催されたひふみアカデミーのUstreamアーカイブ動画です。
冒頭でリターンリバーサル相場について佐々木さんが解説しています。