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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

インド株投資はじめてみました

去年の11月末から [マネックス証券]:http://www.monex.co.jp/ でインド株の投資信託 [「HSBCインドオープン」]:http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/toshin/ichiran/kaigai_kabushiki.html#india が販売されるようになりました。

これから成長されると言われている「BRICs(ブラジル・ロシア・中国・インド)」の一角のインドなんですが、実際の所どうなんでしょう?

正直、インドの会社なんて数年前にvegeが転職しようとしていた会社の他に知らないし、インド人技術者が優秀なのは知っているけど、インドの会社はどうなのよ?とか謎はつきない訳です。

色々調べてみましたが、インドは公用語がたくさんあり、宗教も入り混じっていて国内に統一制がないって事(紙幣にも15カ国語で書いてある)、携帯電話もインド国内どこでもつかえるわけではなく(中国はOK)、地域毎の会社によってエリアがある(IT国家と言う割には中国の方がブロードバンドの普及率も高い)、物事の進むのがゆったりしている(インド係数2.5をかけるらしい 2年でやると言ったら5年かかる)、カーストが制度としてなくても社会的にまだまだ残っている、官僚主義がまだまだ残っている、貧富の差が激しすぎなど問題点が多そうです。

いい点としては人口10.5億人の60%が30歳以下という若さ(中国は1人っ子政策のせいで今後急速に老齢化するらしい)や、まだまだ近代化によりGDP成長率は高い率を保ちそうなところ。

自動車もだいぶ増えて来たようで道路は古くからある自転車、リキシャ、オートバイ、自動車がそれぞれ自分勝手に走り回っていて混沌としているそうです。

自分の感じとしては中国はそろそろ投資をしても成長を実感できる段階にあるけど、インドは10年先に投資をし始めてもまだまだ大丈夫な感じがします。

ま、実際にインドに行ってみるのが一番なんでしょうけどね。中国は来年くらいには行ってこの目で見てみたいと思います。

とりあえず、今後も引き続き関心を持ち続ける為に1万円だけインド株投信を買ってみました。

それにしても販売手数料3%に信託報酬が年2%だなんてコストが高くて馬鹿馬鹿しいですね。インデックスファンドを作ってくれればよかったのに。上下動の幅がそれだけ大きな市場という事なのでしょう。

12/17に1万円買ったのですが、今日の時点で319円プラスになっています。買う時に販売手数料を3.15%(税込)で払っているので、わずか半月の間に6%以上値上がりしたという事。うーん、エマージング市場は恐ろしい。

だから本当はインデックスファンドが欲しくて、マネックスもバンガードの色んなインデックスを組み合わせたファンドオブファンズを売るんじゃなくてエマージング市場のインデックスファンドでもいいから売って欲しいなあ。

できれば、アメリカだけじゃなくヨーロッパとか中国とかインドとか個別のインデックスだったりするともっと嬉しいんだけど。