たむらで絶品のうどんを食べた二人は次なるお店「池内」へ向かいます。
このお店、タクシーの運転手さんも行ったことがないお店だそうで、山越はよく連れて行くけど池内は知らなかった。地図で見たから場所はわかるんだけど・・・との事。
これはまたマニアックなうどん屋っぽいです。池内。
選んだこちらとしても単純に空港から琴平に向かう途中山越の近くにあったからチョイスしただけなんですけど。
ただ、本によると池内の裏の池には大きな鯉がいて、常連客がうどんを切って投げ入れると鯉がうどんを食べるらしいんですよね。
どんなシチュエーションなんだろ?
運転手さんが注意深くこの辺りなんだけど、うどん屋なんてあったかなぁと探していると・・・ありました!
どう見ても民家。
立てかけた看板がなければ絶対見逃します。看板に池内と小さく書いてあるのを確認してタクシーを降ります。
中をのぞいてみると、確かにうどんを作っているようなので玄関から入って・・・
「うどん食べるん?お手洗いの横を通って裏に回って。」
えーっと。裏に回るそうです。
お手洗い横の狭い隙間を抜けるとちょっとしたスペースがあって、そこでうどんを食べている人に遭遇。
中に入ってうどんを1玉づつどんぶりにもらうと外に出て鯉を眼下に見ながらうどんをすすります。
つゆは少しだけぶっかけのつゆがかかっていて、箸は割り箸ではなく使い回しの箸(もちろん洗ってある)。
そして大きな特徴はどんぶりがラーメンどんぶり。
何故にラーメンどんぶり?謎はつきないぞ、池内。
味の方はというと、うーん、作りおきの麺だったからか麺のつるつる感がいまいちで残念。もう少し締まりがあればね。それでも東京なんかで食べるうどんとは雲泥の差なんだけど。
ここがもし香川ではなく、他の土地だったらこんなシチュエーションで出てくる食べ物はろくなものではないに違いないのだけれども、さすが香川、標準以上のレベルのものが当たり前のように出てくるから奥深い。
そもそも150円で食べられるおいしいうどんなんて他の土地には無いよ。
ちなみに池内さんはそばも作っていてそばとうどんの半々のも頼めるらしい。頼んでみれば良かったなあ。
池内 オススメ度:星なし(シチュエーションは面白いんだけどね)