週末にバカみたいにたくさん本を買いました。
その中の1冊がこれ。浅田次郎さんの「カッシーノ!2」。ギャンブラー浅田次郎が世界中のカジノを旅行するという雑誌連載の文庫版。2冊目の今回はアフリカとラスベガス編。
JAL機内誌で浅田さんのエッセーが好きという自分にとってかなり向いているんだろうなぁと思って買ってみました。
南アフリカのカジノではランドに両替はできても、ランドから外貨に交換することはできない(国外に出たとしてもランド→円などへの両替は難しい)というエピソードで正に国を挙げての外貨獲得の一政策としてカジノが運営されているんだなぁと納得。
確かに発展途上国はカジノ作りまくってますもんね。
自分達がラスベガスに行ってもホテルの外のショーを見てすげー!って盛り上がるだけでカジノには入らないだろうと思うけど、この本に出てきていたレイク・ラスベガスリゾートってのは本格的なリゾートなのにカジノがあるから宿泊費も安いそうなので魅力的。
ただ、ご飯はどうなんだろう?やっぱりあのまずい(味が濃い)上に圧倒的な物量で攻めてくるアメリカンなものなんだろうか?
だとしたらやっぱりマレーシアのリゾートがのんびりできてご飯もおいしくて良かったな。
アフリカのカジノなんていうなかなか日本人には縁がない場所での話もあって、読み物として楽しめます。そして、ちょっとだけカジノに行って雰囲気だけでも味わってみたくなるかも。