新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館で開催されているモーリス・ド・ヴラマンク展に行ってきました。
ポスターにあった力強い画風がいいなと思ったので美術館に行ってみる事に。
今まで美術館には行ってみたいなと思っていたけど実際に行くのは今回が初めてです。
このヴラマンクさんはヴァイオリン奏者や競輪選手でありながら絵も勉強して画家になったという経歴の持ち主なのですが、今回の展示では初期の作品から晩年の作品まで流れにそってみる事ができ、画風の違いを感じる事ができました。
始めの頃は荒削りながらも抽象的な絵だったのが、晩年になると迫力がある絵になってきていて、あの絵が良かったなぁって戻ってみるとあまりの画風の差に驚きます。
今回は気に入った絵の絵はがきも買ってきました。
ちなみに損保ジャパン東郷青児美術館には東郷青児の作品やバブルの象徴として一躍有名になった58億円のゴッホの「ひまわり」なんかも展示されています。
別室にゴーギャンの「アリスカンの並木路、アルル」、セザンヌの「りんごとナプキン」と3点並べて展示されていますが、この3点だけなのでちょっと寂しい感じも。
実際に本物の絵を見て思ったのですが、絵はやっぱり本物を見ないとだめですね。
ひまわりも写真では見た事があるのですが、実物を見ると油絵の具の盛り上がりなんかも絵の迫力となって伝わってくる要素になるので全然違います。
特に今回のヴラマンクさんの作品なんかは力強いタッチの作品なので絵はがきと実物では全然迫力が違ってますし。(一緒にすんなって事でしょうけど)
東郷青児さんの作品は油彩とは思えない繊細な画風でいいなと思い、こちらも絵はがきを買ってきました。
今度絵はがきを飾る額を買う事にしようっと。