WILLCOMがバイブルサイズ手帳にリフィルとして収まるインターネット端末「WILLCOM NS」が発表されました。
インターネット閲覧に特化したというだけあって4.1インチのWVGA液晶、タッチパネル操作、WILLCOM-SIMと無線LAN対応でどこでも気軽にインターネット参照ができるモデルとなっています。通話を切り捨てた割り切りの良さは尖っていて好きですね。
W-ZERO3の後継という意味では正しい方向に進化したと思います。
ですが・・・ニュースサイトなどでも軒並み大きな扱いな反面、個人的には全く心が躍りません。
去年までなら真っ先に食いついていたはずなんですけどね。
それというのも、やっぱりiPhoneの存在が大きいです。
タッチパネル操作といっても、Windows CE5.0で感圧式タッチパネルなのでiPhone OSのような操作感は望めそうにありません。
そして、自由にアプリを追加できないというのもマイナス点です。
よほど完成度が高く無い限り不満は出るでしょうね。iPhoneのように後から色々ソフト的にカスタマイズできないのは厳しいです。
iPhoneも最初は散々な出来でしたが日本発売から半年ほどで飛躍的に操作感がよくなり、今ではほとんど不満がありません。
そんな状況でWILLCOMからこういうガジェットが出ても全然惹かれませんね。
ネット接続速度もiPhoneの方が速いしね。いまさらPHSの速度には戻れません。
個人的にはNSよりも、どこでもWi-Fi+iPod touchの組み合わせの方が良い気がします。
それにしてもiPhoneはガジェットに対する好奇心を失わせてくれますね。