今週号の日経ヴェリタスの巻頭特集はバフェットの投資についてでした。
それによると、バフェット(=バークシャーハザウェイ)の有価証券ポートフォリオに占める株式の割合は金融危機下にも関わらず変わらなかったそうです。
2007年末
株式:53.2%
債券:20.3%
現金:26.7%
2008年末
株式:54.2%
債券:25.8%
現金:19.9%
組み入れ銘柄に違いはありますが、昨今の強気の株式投資の裏側にはリバランス的なところがあるのかも。
基本的には優れた企業がバーゲンセールをしていれば買いなんでしょうけれども。
(割安な株であればなんでも良いわけではありません。そこが単純なバリュー投資家とは違います)
残念ながら株主総会での様子についてはあまり記事になっていませんでしたが、後継候補が3人いるがそばに置いてトレーニングをする必要はないと語ったそうです。
バフェット亡き後は投資部門と業務部門の2人のCEOが誕生すると言われていますが、それまでに自分ができる限りの事をしておこうというのが最近のアクティブな動きに出ているのかもしれませんね。