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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2010を分析

今年もインデックス投資ナイトで「投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2010」が発表されました。 (結果はこちら) 今年は住信アセットマネジメントのSTAMグローバル株式インデックスオープンが見事に返り咲き。 投資家から二年前のインデックス投資ナイトでの授賞式の際に信託報酬の低減について言及して、実行したことを評価する声が大きかったのが勝因でした。 投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2010結果 2位のeMAXIS 新興国株式インデックスとは11ポイント差あったのですが、これを投票した人数順にするとまた結果が変わってきます。 投票人数順 投票人数順では2位のeMAXIS新興国株式インデックスが1位に繰り上がり、3位には同じくeMAXISシリーズのeMAXIS全世界株式インデックスがランクインしてきます。 そして4位〜6位は人数ではタイになります。 それでは、投票した人の平均得点数=支持率と考えてランキングするとどうなるでしょう? 支持率順(ファンド 今度は3位にランキングされていたバンガード・トータル・ワールド・ストック・ETFがトップに躍り出ます。 1人当たり5ポイントを割り当てる中で平均2.75ポイントというのは驚異的な数字です。 2位はここでもSTAMグローバル株式インデックス・オープン。 人数とは逆に支持率順ではSTAM新興国株式インデックス・オープンがランクイン。 幅広い人から支持を集めたeMAXISシリーズと、支持した人からは高い支持を受けたSTAMシリーズという特徴が浮かび上がります。 また、4位には10位だった結い2101がランクイン。 5位のバンガード・エマージング・マーケットETFも9位からのジャンプアップという事で、バンガードや鎌倉投信には熱狂的なファンがついている事が伺えます。 運用会社の支持率順ではどうでしょう? 支持率順(運用会社) トップは住信アセットマネジメント、2位にバンガード・インベストメント・ジャパン、3位に鎌倉投信となりました。 投票人数は多かった三菱UFJ投信は7位に。 これはトップ10だけで集計しているので参考程度になりますが、上位の運用会社は高い支持を受けていると考えられるのではないでしょうか? 今のところトップ10までしか公開されていませんので、これしか分析できませんでしたが、全データが公開されたら色々な観点で調べてみると面白いかもしれませんね。 1/15追記  全投票データから分析した記事をアップしました。   投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2010詳細分析#1(ファンド別)   投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2010詳細分析#2(運用会社別)