石井達也さんの『ボクらの日本一周どんぶらこ −きびだんごを配って四千里−』を読みました。
石井達也さんと相棒さんがきびだんごを配りながら日本一周の旅に出た旅行記。
人との出会い、学びが色んなエピソードと共に書かれています。
岡山県出身という事できびだんごを配りながら行く先々で出会った人にきびだんごを配って仲良くなりながら日本一周するという面白そうな事を思いついても、実際にやってしまうところが石井さんの魅力ですね。
きっと人懐っこい人なんでしょうね。
人との出会いがとても魅力的に書かれています。
大阪でファンドマネージャーさんと話していた「教えてもらったことは『知識』、自分で考えて行動するものが『知恵』」という言葉がズッシリ来ました。
本とか読んでわかったつもりになっても、実際にやってみない事にはそれって知識に過ぎないんですよね。
自分も知識だけで頭でっかちにならないように気を付けないと。
きびだんごを配ったというちょっと変わった要素が入った事で日本のお返しの文化が加わってとても魅力的な旅の記録になってます。
楽しく読めちゃうのでオススメ。
日本を旅行したくなる一冊。
石井さんの話をいつか聞いてみる機会があれば是非行ってみたいです。