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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

コツコツ投資家にオススメの投資本アンケート結果発表

告知  9/22(木)17時〜9/23()17時 World Investors TVが24時間ライブ放送!  9/23() 8:10〜8:50までコツコツ投資家の座談会に参加させていただきます。    コツコツ投資家がコツコツ集まるファンページでコツコツ投資家にオススメの投資本アンケートを実施しました。(→こちら) 回答が100票になりましたので、結果を発表したいと思います。 1位 『半値になっても儲かる「つみたて投資」』星野 泰平 23票 100票中23票と圧倒的な支持を集めたのが星野 泰平さんの半値になっても儲かる「つみたて投資」でした。 つみたて投資のメリット、デメリット、特徴をわかりやすい図で解説したのが高い評価を受けたものと思われます。 また、巻末にはマニアックなデータも満載で初心者から投資経験者まで楽しめる一冊です。 つみたて投資の特徴についてここまで詳しく解説した本は他にないので、ぜひコツコツ投資を始める前に読んで欲しいです。 星野さんは今年、英語版の出版もしています。 2位 『投資信託にだまされるな!』竹川 美奈子 12票 2位はコツコツ発起人の一人でもある竹川 美奈子さんのベストセラーが選ばれました。 買ってはいけない投信の広告例から始まり、どうやって投資していけばいいか?また簡単なQ&Aまで書かれている初心者向けの一冊。 とっつきやすさから言っても投資に興味を持った人に読んでみてと渡しやすい本だと思います。 3位 『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』 山崎 元、 水瀬ケンイチ 8票 3位は山崎元さんとインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさんの共著がランクイン。 水瀬さんの個人投資家ならではの等身大の言葉と山崎元さんのマニアックな記述が同居する一冊です。 4位  『外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社』 7票  鎌田 恭幸 『たりないお金―20代、30代のための人生設計入門』 7票  竹川 美奈子 4位には鎌倉投信の鎌田社長の本がランクイン。 100年後も必要とされるような会社を規模を問わず支えていこうという、これまでなかった投資信託の姿が書かれています。 受益者総会を開いたり、投信会社と投資家(受益者)の心の距離が近いのも特徴です。 7月末にはガイアの夜明けでも特集され、注目を集めています。 同じく4位には竹川美奈子さんの足りないお金。竹川さんは唯一ベスト10に2冊ランクインしました。 投資に限らずお金全般についてわかりやすく解説されているのが良いですね。 6位 『ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理』 6票  バートン・マルキール 『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』 6票  カン・チュンド 6位にはインデックス投資家のバイブルの1冊。ウォール街のランダムウォーカーが登場。 そして、もう一冊はカン・チュンドさんの積立投資の本です。内藤忍さんは1億円、竹川さんは3千万円と著者によってゴールの金額が異なるのも面白い点です。 8位  『運用のプロが教える草食系投資』 4票  渋澤 健、中野 晴啓、 藤野 英人 『敗者のゲーム―金融危機を超えて<原著第5版>』 4票  チャールズ・エリス 『内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法』 4票  内藤 忍 8位には3冊選ばれました。 まずは草食投資隊(渋澤 健、中野 晴啓、 藤野 英人)の草食投資本です。既存の金融機関を飛び出して本当に自分のやりたかった投資家にとって身近で長くつきあえる投信を作ろうとした熱いおじさん3人の想いがこめられています。 投資未経験者に読んでもらうと投資信託ってこういうものなんだ!とわかりやすいと評判が良かったです。 続いてインデックス投資家のバイブルともなっている「敗者のゲーム」。著者のチャールズ・エリス氏は10月に来日予定です。 最後は内藤忍さんの代表作「内藤忍の資産設計塾」。内藤さんは個人の資産運用にアセットアロケーションという考え方を根付かせた功労者だと思います。個人的には資産分散と時間分散をしてしまったら、アクティブかパッシブか?という次元での影響度は相当薄まっていると考えているので、この本でアセットアロケーションを勉強するのは大切なステップだと思います。