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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

新春!つみたて投資ゲーム大会 in 横浜に参加しました

日曜日に新春!つみたて投資ゲーム大会(試作品) in 横浜に参加してきました。

『半値になっても儲かるつみたて投資』や『積立投資のすべて』の著者の星野泰平さんと札幌コツコツ幹事のPETさんが共同開発したゲームで、遊びながら積立投資の世界を体感・学習できるものです。

PETさんは札幌からSkypeでプロデューサーとして参加

最初に8本ある投資信託の中から自分が積立するものを1本選び、1年を1ターンとして20年やりました。

投資信託は引いたカードとサイコロの目によって価格が変動し、それによって毎年購入できる口数が変化するということ、そして時価の変化を体感することができます。

自分は運営メンバーとして参加したのですが、最初はやはり皆さんルールが理解できず・・・という所がありましたがルールが理解できた中盤あたりから徐々に盛り上がり、時折挟まれるクイズ&ディスカッションタイムでそれぞれの投資についての考えを交換しあうことでチーム内の空気もほぐれていました。

最終的に、自分のチームが総合トップになり、個人成績でも1位と3位の方がいらっしゃいました。

途中経過でトップだったチームは最後の数年に暴落してしまい、1名を除き全員マイナスになるという結果に。

逆に自分のチームは中盤でも全員がマイナスだった年があるくらい地味〜な展開でいっていたのですが、最後の4年くらいでミラクルが発生し、新興国成長株投信は11年目には5,000円だったのが最終的に基準価額が3万円近くまで急上昇するなどドラマチックな展開に盛り上がりました。

懇親会で他のチームの方ともお話しましたが、総じてゲームを通じてつみたて投資の特徴が体感できたと好評で、ぜひ投資セミナーなどで活用して欲しいと思いました。

個人成績だけでなく、チーム成績にすると複数資産を組み合わせたポートフォリオの値動きという見方もできるというのが優れものです。

ただ、個人で勝利を目指すのか?チームで勝利を目指すのか?ははっきりさせないといけませんが。

ゲームとしてなら個人として勝利を目指す方向にして、チーム内でも相手の投信を暴落させるなどした方が楽しいんですよねw

まだ試作品ですので内容をブラッシュアップしてセミナー会場なんかでも気軽にできるものにしていきたいです。

(今回、運営側はPCとインターネットに接続できる環境をそれぞれ用意したり、準備が大変でした)

今回感じた改善点

 ・最初にゲームの流れを全員で共有する必要がある

 ・時価をプレイヤーに伝える必要がある

 ・チャートシートをもっとわかりやすく

 ・基準価額と累計金額のチャートはチームで共有するものがあると盛り上がると思う

 ・買付口数が一口単位で細かいので500口単位に簡素化して計算しやすく

 ・資源発掘株投信が値動きしなさすぎ(もっと荒れていいと思う)

 ・債券ファンドを入れた方がいいのか?悩みどころ。

ゲームを通じて仲良くなった後の懇親会も和気あいあいとしたとても良いもので、コツコツ所沢でも第一部につみたて投資ゲーム、第二部にコツコツ所沢という構成での開催を考えています。

参加された皆さん、星野さん、PETさん、そしてチームリーダーの皆さん、お疲れ様でした!

つみたて投資ゲーム報告ページ

 新春!つみたて投資ゲーム in 横浜 報告ページ

参加者の感想:

 「新春 つみたて投資ゲーム in 横浜」に札幌から参加 (プロデューサー:PETさん)

 積立投資ゲームに参加したよメモ。 (最下位で場を盛り上げた矢向さん)

 つみたて投資ゲーム大会 in 横浜(1/15) 参加・体験レポート (最後に暴落を喰らった楽天家業さん)

 つみたて投資ゲーム大会in横浜 に参加! (日本債券ファンドという地味な選択をしたセロンさん)

 チキチキ積立投資ゲーム 第2回大会 (運営メンバーのまっき〜さん)