米カリフォルニア州労働安全衛生部は２６日、ディズニーランドでビッグサンダーマウンテンが脱線し、男性乗客１人が死亡した事故の原因が、従業員が正しくコースターを操作しなかったことと発表しました。既にディズニーサイドは過失を認め、「正しい手順に従わなかったことが重大な結果を招いたことを、極めて遺憾に思っている」とのコメントを発表しています。
９月５日に発生したこの事故の影響で、東京ディズニーランドの同アトラクションも一時運休していましたが、これでアトラクションそのものの欠陥ではなかったという結論になりました。ディズニーランドの事故としては９８年にビッグサンダーマウンテンで５歳の少年が耳を切断する事故や、客船を模した施設で飛んできた金属片に当たった男性客が死亡する事故が過去にあります。いくら安全な装置を作っても実際に操作する人間が間違えば危険になってしまうという、身の回りによくある話ではありますが、だからこそ余計に気をつけなければいけないですね。乗り物自体は問題なかったという事で一安心ですけど。
