NPOコペルニクのアニュアルレポート2010
『テクノロジーを途上国の国に届けよう』をキーワードに活動しているNPOコペルニクのアニュアルレポートが公開されています。
コペルニク アニュアルレポート2010
コペルニクでは2010年に人びとの生活を変えるテクノロジーを、中国、ハイチ、インドネシア、ケニア、ナイジェリア、東ティモ ール、ベトナムに住む計 21,550 人に届けています。
また、2,900 個のテクノロジー製品を世界に発信しました。例えば、ソーラーランタン、水浄化装置、回転式水運 搬機(Q ドラム)、効率的なクッキング・ストーブ、効率的で安価なコンピュータ・システム(N-computing)、 ソーラー発電補聴器(solar ear)、助産師のための助産キットなどです。
アニュアルレポートではコペルニクがプロジェクトで採用しているテクノロジーについても紹介しています。
バイオマス・ストーブ:伝統的なレンガや石で作られたストーブと比較して80%熱効率アップ
ソーラーライト:照明兼携帯充電器
ソーラランプ:ソーラーパネルで充電するLEDランプ
ソーラーイヤー:ソーラーパネルで充電できる補聴器
助産キット:ソーラーヘッドランプ、携帯電話充電器、出血量を測るシリコンカップ、出産の注意書き、ヘモグロビンキット
Qドラム:1度に50リットルもの水を運べる貯水器
ソルバッテン:携帯型水処理・加熱器
N-コンピューター:共用コンピュータ
2011年はウェブサイト上で一部製品の販売や、より持続可能なモデルとして分配方法や調達方法の改善を図っていくそうです。
実際に日本でも2月からDライトというソーラーライトの販売が開始されています。(こちら)
1台4.500円(税抜)で2台売れると途上国に1台届く仕組みになっています。
関連HP
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