購入時手数料 3.15%(税込) 実質信託報酬 年1.9765%(税込)程度 (ファンド信託報酬 年1.0815%+DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ 年0.895%) その他費用 年0.0105% 信託期間 原則として、2011年3月1日から2021年2月23日まで 信託金限度額 1,000億円(当初募集は500億円) 決算日 2月および 8月の各23日 委託会社 東京海上アセットマネジメント購入時手数料が3.15%(税込)かかるので普通なら買わないところなのですが、大和証券には自分のミニ株だけ残った休眠口座があり、配当金などの埋蔵金がちょっと残っていたので、千円から買えるということもあり7,000円程買ってみました。(何年かぶりにログインしました・・・) 実際に投資してみる事でわかる事もありますので、こちらの動きについても定期的にウォッチしてみたいと思います。 マイクロファイナンス債券は結構売り切っていた大和証券だけに、このファンドでどの程度資金が集まるのかにも注目です。 マイクロファイナンス機関へ投資するファンドとしては既にミュージックセキュリティーズからカンボジアのマイクロファイナンス機関へ投資するファンドが募集されていますが(→こちら)、そちらとの比較も近日中にまとめたいと思います。 正直言ってお金儲けるためだけのファンドではないとわかっていても、投資信託として見るとコスト高くて手放しには喜べない商品です。 でも、まずはこういう商品が登場した事を評価したいと思います。 (社会的に価値のある投資の場合は高コストでも良いという訳ではありません)
大和マイクロファイナンス・ファンド
大和証券で日本初のマイクロファイナンスに投資する公募投信が募集開始しています。
大和マイクロファイナンス・ファンド
※販売用資料はこちら
※DWMアセットマネジメントの雨宮氏へのインタビュー記事はこちら
大和証券ではかねてより投資を通じて社会貢献するインパクト・インベストメントに力を入れていましたが、マイクロファイナンス・ファンドはその新しい投資商品となります。
このファンドの特徴はDWMアセットマネジメントが運用するDWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJに一旦資金を集め、そこから新興国のマイクロファイナンス機関(MFI)に実際に資金が投資(融資)されます。
投資対象はマイクロファイナンス債券ではなく、現地のマイクロファイナンス機関への融資です。
そのため、投資家の投資した資金が現地の人に届く仕組みになっています。
また、DWMアセットマネジメントが投資先MFIを選別することで、例えば過剰融資になっている地域のMFIには投資しないなど昨今問題になっている過剰融資が原因の自殺などが起こらないような運用を目指しています。
投資対象は様々な新興国に分散されているので分散投資効果も見込めます。(新興国への幅広い投資という程度の分散ですが)
そして何と言っても千円から投資できるというのがいい点です。
この金額であれば、寄付ではない新しい形での社会貢献に興味があるけれども「投資」という言葉に躊躇する人もちょっと始めてみようか?と思えるのではないでしょうか?
2月28日までが当初申込期間で3月1日から運用が開始されます。