野村證券が東日本大震災の復興支援を目的とした投資信託を4月下旬から5月上旬にかけて販売することにしたそうです。
その名も「震災復興関連ファンド」(仮称)。
被災自治体や被災地域に立地する企業の債券へ投資する投資信託になります。
購入時手数料は無料(ノーロード)で信託報酬は年率0.4%程。信託報酬のうち半分は被災地へ寄付されます。
このファンドが500億円売れた場合、年間1億円程度が寄付されることに。
運用期間は5年。
野村證券で販売される投信とは思えないほど良心的なコスト設計で、巨人もやればできるんだなと見直しました。
設定は野村アセットマネジメントです。
「投資で支援」をここまで明確に打ち出せると、世間の投資への見方を変える一歩になるかもしれません。
投資信託という器の懐の広さを有効活用した事例として今後につなげて欲しいです。
個人的には、どうせ日本の債券を買うならこういうので応援したいなと思います。野村に口座がないので買えませんが。
他社も通貨選択型とかだけじゃなく、こういうファンドは真似して欲しいなぁ。
あとは、このファンドも回転売買の対象になって早々に純資産額が減るなんて事がないように願います。