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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

コモンズ30ファンドの現金比率が20%に

コモンズ投信のコモンズ30ファンドの月次レポート”コモンズレター”が公開されています。(→こちら) 運用成績:  1ヶ月:+2.90%  3ヶ月:-1.47%  6ヶ月:-7.56%  1 年:-11.42%  3 年:+20.34%  設定来:+18.32% 顧客数 :2,502人(前月比+47人) 積立比率:71.1% 株式比率:80.0% 31銘柄 現金比率:20.0% なんと、現金比率が20%まで増えています。 振り返ってみると昨年8月から徐々に現金比率をあげていたのがわかります。 12月に10%になり、1月末には20%まで増えました。
2011年12月 10.3% 2011年11月 5.2% 2011年10月 5.3% 2011年09月 3.7% 2011年08月 2.4% 2011年07年 1.1% 2011年06月 4.4% 2011年05月 5.7% 2011年04月 7.4% 2011年03月 9.2% 2011年02月 0.8% 2011年01月 5.6%
ファンド保有者向けの12月末発行の詳細版では欧州問題で万が一デフォルトが発生した際に備えて現金比率を高めていると書かれていましたが、更に思い切って現金比率をあげて資産保全に務めています。 また、コモンズ30ファンドが1月18日に第三期決算を迎えましたが、今期の分配金はありませんでした。 毎年配当収入に応じて分配金を出していましたが、長期投資資金を預けている身としては今年の判断はよかったです。 それはそうと、レポートの最初に書いてある伊井社長のメッセージが秀逸です。 NYダウは世界的に有名な企業ばかり30社選んでいるので自国よりも海外で稼いでいる比率が高いが、コモンズ30ファンドにおいても同じ声質を持っていて、海外売上比率の方が多い企業が過半数を占めているそうです。 (マキタ83.1%、コマツ81.1%、日産78.6%、ディスコ72.8%、東京エレクトロン70.7%、シスメックス69.1%、堀場製作所63.8%など) コモンズ30ファンドは世界経済に投資をしているというメッセージです。