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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

細野晴臣と地球の仲間たち〜空飛ぶ円盤飛来60周年!夏の音楽祭

日比谷野音で行われた細野さんのトリビュート・アルバムのライブ「細野晴臣と地球の仲間たち〜空飛ぶ円盤飛来60周年!夏の音楽祭」に行ってきました。

野音は夏に合いますね。うちわ片手にライブを観る。楽しいです。

前座でやってたmicaboxが素晴らしい!綺麗な歌声と和太鼓のコラボレーションが良かったです。

そんなこんなで前座でも満足していたらいよいよ公演開始。

まず最初に出てきたのは・・・

竹中直人さんでした。

一気に場を盛り上げる竹中さん。

みんなで細野さんを呼び出すと、一緒に現れたのは坂本龍一高橋幸宏

のっけからのお三方の登場に盛り上がる、盛り上がる。

軽くMCをしていよいよ本番が開始です。

最初はヴァン・ダイク・パークス。はっぴぃえんどがアメリカに録音に行ったときに色々教えてくれた先生だそうです。

曲は「イエローマジックカーニバル」。ゲストヴォーカルにはサンディが来てました。

ちょっとボーカルのマイクが弱い感じ。

カヒミカリィジム・オルークの風来坊なんかもちょっとヴォーカルが聞こえにくかったですね。

とはいえ、やっぱりそれぞれ凄い人が集まってるからみんな歌がうまい!

しかーし!問題も発生。

ちょうど参議院議員選挙の投票日前日という事もあって「最後のお願い」に走り回る選挙カーが!

そして、?野寛の「終わりの季節」のあたりからはヘリコプターが大量に飛び始めました。

空飛ぶ円盤にかけたイベントだから?

坂本さんの風の谷のナウシカの時もブンブン飛んでたし、野音だからこその騒音なんだけど残念だったなぁ。(隅田川花火大会のせい?)

ミッドナイトトレインなんかも良かったし、ブラックピーナッツも盛り上がりました。

そして何よりコーネリアス坂本龍一高橋幸宏による「Turn Turn」は絶品でした。

そして、ヘリコプターもうるさくなってきたところで15分の休憩。

おっ、ユキヒロのSports Menがなくなってんじゃん。それに、リハーサルではOmukae De Gonsuもやってたっぽかったんだけどな。

ここからは細野さんのニューアルバム「FLYING SAUCER 1947」からの新曲。

細野さんは今、カントリーに凝っているらしく、東京シャイネス→ハリー・ホソノ・クインテットときて、今度はハリー・ホソノ & ザ・ワールド・シャイネスとしてアルバムを出すことになったみたい。

ライブのパンフでミッキー・カーチスさんとの対談があってそれも面白かったんだけど、すっかりカントリーにはまってますね。

9月27日発売だそうで、2月に発売なんて噂もあったからずいぶんかかりましたね。

でも、今日ライブで聞きましたけど名曲揃いでした。これはいいです。

PomPom蒸気はかなり盛り上がるし、アンコールで高橋幸宏と一緒にやった「Sports Men」はかなりテンポが速くてノリノリのカントリーにアレンジされてます。

ちょっとびっくり。

場が最高に盛り上がったところで全員登場して「さよならアメリカ さよならニッポン」。

はっぴいえんどの曲がここに出てきました。

最後に細野さんにハッピーバースデイを歌ってケーキのろうそくを消して終了。

細野さんはいち早く引けてました。

拍手が鳴りやまぬところで再び細野、高橋、坂本のお三方が登場。

ヴァン・ダイク・パークスの「イエローマジックオーケストラ!」の声に一気に盛り上がるものの「サヨナラ」の声をのこし、パークス退場。

で、細野さんも「さよならって言ってるんで」と言い残し退場。

一瞬RYDEEN 79/07でもやってくれるのかと期待しちゃいましたが、それやっちゃあ細野さんの音楽祭の意義が薄れちゃうもんね。5月のHASのライブで聞いたからまあいいか。

今日はおもちゃのピアノもなかったしね。

いやー、楽しかったぁ。豪華メンバーが一堂に会していて満足度が高いライブでした。11月のトリビュートの第二弾が出るみたいだからまた、やって欲しいな。

さて、明日はグッドウィルドームオーガスタキャンプ2007だ!

細野さんのニューアルバムの情報は以下の通り

FLYING SAUCER 1947

ハリー・ホソノ & ザ・ワールド・シャイネス(細野晴臣浜口茂外也 、徳武弘文、高田漣、伊賀航、コシミハル

2007.09.26発売

モーガン・ブギ

Wayward Wind

Pom Pom 蒸気

Sports Men

Body Snatchers

ミラクルライト