日経ヴェリタスonlineに世界株急落の影の主役?ETFという記事がありました。
アメリカで金融株の空売り規制がかかっても金融株ETFには空売り規制がかからなかったのでヘッジ目的でETFの空売りをするケースが見られるそうです。
また、ブラジルで株価急落を受けて株式市場が一時的に閉鎖された状態でもアメリカでのETF取引は続行されたため、そちらで取引が続けられたとか、ETFには株式という裏付けがあり、取引所取引なので記録も残る透明性が現在の市場環境にとって合っているという側面があるそうです。
ボーグル氏が著書の中でETFをけなしていましたが、それはETFを短期取引に使うこういう人達がいるのを嫌っての事だと思っていましたが、現在はそれがより一層顕著に現れているようです。
確かに金融株の空売りを規制しても金融株ETFが空売りできればヘッジ目的としては問題ないですもんね。
年金基金が貸し株をとりやめているという事もあり、しばらくはETF市場も活況になりそうです。
ちなみに、自分もマネックス証券での貸株を全て引き上げてます。