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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

2010年8月の『ひふみ投信』

レオス・キャピタルワークスがひふみ投信の月次運用報告を公開しています。こちら 純資産総額 5 億 1,700 万円 株式    87.33% 現金    12.67% 運用成績は以下の通りです。 1ヶ月 -5.44% 3ヶ月 -7.80% 6ヶ月 -6.45% 1年  -10.27% 設定来 7.85% 8/31時点での過去1年チャート  青線:ひふみ投信  赤線:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 円高で悪影響のある外需企業と円高でも影響の少ない内需企業に両張りして守りの運用を続けています。 その中でも8月は相場が安くなったところで今後が楽しみな成長企業を新たに組み入れました。 今後はこれ以上円高が進んだ場合は外需企業の比率を高め、日経平均が1万円を超えてくるようだと現金比率を高めに切り替える方針です。 組み入れ上位10銘柄    *( )内は前月順位 1.朝日印刷(東宝) 2.サイバーエージェント(任天堂) 3.東宝(楽天) 4.任天堂(朝日印刷) 5.楽天(ダイセキ) 6.ユニ・チャーム(ミツミ電機) 7.JPホールディングス(サイバーエージェント) 8.デジタルガレージ(ユニ・チャーム) 9.静岡銀行(新光電気工業) 10.ダイセキ(静岡銀行)  全49銘柄 今月は朝日印刷がトップになっていました。 折しも今週の日経ヴェリタスでも業績好調な地方企業として紹介されていた医薬品パッケージ印刷の会社です。 本日行われたひふみアカデミーのUstream配信はアーカイブでも見ることができます。 今月からアナリストと藤野さんのディスカッション形式での運用報告になりました。 確かにこの方が話の進行がスムーズで聞き取りやすいですね。 8月の運用状況と新たな組み入れ企業紹介として徹底した個店主義のダイヤモンドダイニング(3037)、ペット保険のアニコム・ホールディングス(8715)、iPhone/iPad向け営業支援アプリも開発したアプリケーションベンチャーのインフォテリア(3853)も紹介されています。 毎月資金が入ってきていてマイナスになった事がないので、このような相場でも解約に備えて現金を用意する必要がなく、他の投信会社とは違って攻めの運用ができるのがありがたいといった話もあって、そこは積立重視の直販の強みだなと思いました。 セミナー情報 9/24(火) ひふみサロン(ゲスト:華道家 洲村 衛香 氏) また、レオス・キャピタルワークスのHPが8月23日にリニューアルされました。 ひふみ投信のページもリニューアルされて全体的に欲しい情報にアクセスしやすくなっています。 ファンド保有者には残高や取引照会などもできるようになっています。 次の要望としては平均取得単価や損益が見られるようになるともっと嬉しいです。 レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)ホームページ