Site.M from 新所沢セレクトファンド(2)
セレクトファンド(1)に引き続き外国株、日本債券、外国債券、設定から1年以内のニューカマーファンドを紹介します。
外国株
朝日Nvest グローバルバリュー株オープン ☆保有☆
運用会社:朝日ライフアセットマネジメント
過去1年リターン:17.24%
外国株への投資といえばこれ一択と言ってもいいんじゃないか?というくらい長期で成績を残しています。新興国を含む外国に50銘柄程度の集中投資というのもバフェット好きな自分としてはたまりません。バリューインデックスもしくはコムジェストのファンドが日本でも販売される日が来るまではきっとこのファンドを買い続ける気がします。
フィデリティ・アジア株・ファンド
運用会社:フィデリティ投信
過去1年リターン:14.31%
コストは高めですが、こちらも長期的にしっかりした成績を残しているファンドです。世界中に運用センターを置くフィデリティならではの運用はさすがです。更にフィデリティの古いファンドは無分配を貫いているのが好感ポイント。
eMAXIS 先進国株式インデックス ☆保有☆
運用会社:三菱UFJ投信
過去1年リターン:11.15%
eMAXIS 新興国株式インデックス ☆保有☆
運用会社:三菱UFJ投信
過去1年リターン:10.56%
インデックスファンドからはeMAXISシリーズを選択しました。理由は日本株のところで述べたとおりです。
日本債券
DLIBJ 公社債オープン(短期コース)
運用会社:DIAMアセットマネジメント
過去1年リターン:1.46%
基準価額の安定っぷりが驚異的なアクティブファンド。社債の比率が高めなのが効いてます。
DLIBJ 公社債オープン(中期コース) ☆保有☆
運用会社:DIAMアセットマネジメント
過去1年リターン:1.77%
こちらも日本債券インデックスを超過しているアクティブファンド。値動きの安定度を取るかインデックスからの超過リターンをとるか悩んだ結果、自分はこちらを購入しました。短期コースに比べて国債比率が高めです。
eMAXIS 国内債券インデックス ☆保有☆
運用会社:三菱UFJ投信
過去1年リターン:1.18%
自分はあえてアクティブファンドを選んでいますが、債券ポジションはおとなしくインデックス買っておいた方が無難だと思います。債券の利回りを考えると信託報酬というコスト差のインパクトが大きすぎます。
外国債券
eMAXIS 先進国債券インデックス ☆保有☆
運用会社:三菱UFJ投信
過去1年リターン:-6.26%
日本債券のところでも書きましたが、債券はおとなしくインデックスファンドを買うのがいいと思ってます。高金利通貨かつ先進国債券へのファンドでも毎月分配型ばかりですからね・・・
その他(バランスなど)
世界経済インデックスファンド
運用会社:住信アセットマネジメント
過去1年リターン:3.91%
株式:債券を50:50に設定、そのなかではGDP比率に応じて配分しています。これ一本で世界中に投資できるという意味ではスグレモノだと思ってます。
かいたくファンド ☆保有☆
運用会社:クローバー・アセットマネジメント
過去1年リターン:3.67%
バフェットの投資手法で運用しているコムジェストのファンドが入っているファンド・オブ・ファンズ。他にも機関投資家しか買えないキャピタルのファンドやTMA長期投資ファンドなんかが組み入れられていて中のファンドがとても魅力的です。
その他にもパッケージしているファンドの信託報酬が0.7%と低めなのと、じっくり腰を据えた運用で値動きがまったりしている点も魅力です。
セゾン バンガード・グローバルバランスF
運用会社:セゾン投信
過去1年リターン:1.20%
異業種から投信の世界に参入した黒船的存在。バンガードの低コストファンドを株:債券 50:50で組み合わせる事によって長期投資を低コストで簡単に行う事ができます。最低投資金額を5,000円にしたのも1万円が当たり前だった当時としては画期的でした。外国資産の比率が高いため円高局面に弱いという特徴があります。中野社長曰くこのファンドは自分たちの思いのつまった比率で構成したアクティブファンドという名言もあります。(※運用手法はもちろんパッシブです)
ニューカマー(設定1年以内)
結い2101(鎌倉投信) ☆保有☆
運用会社:鎌倉投信
「いい会社をふやしましょう」というキーワードで100年後でも必要とされる「いい会社」に基本的には買い持ちで投資します。人・共生・匠という観点でいい会社を選ぶこと=業績が良い会社なので、赤字でもいい会社に投資するという訳ではありません。未上場会社へも投資するという点もポイント。受益者総会を開催したりユニークな試みも多いです。
大和マイクロファイナンス・ファンド ☆保有☆
運用会社:東京海上アセットマネジメント投信
途上国の貧困層の経済的自立を支援するマイクロファイナンスという仕組みがあります。このファンドでは途上国のマイクロファイナンス運営機関(MFI)にDWMアセットマネジメントのファンドを通じて資金を融資します。信託報酬や購入時手数料は高いですがマイクロファイナンスという仕組み自体は資金不足なので途上国支援になります。