ディズニー創業者ウォルト・ディズニーの甥（ウォルトの兄ロイの息子）であり、現ウォルト・ディズニー社の取締役のロイ・Ｅ・ディズニー副会長が会長のアイズナー氏に対して辞任を求め、自身も辞表を提出しました。
ロイ氏はアイズナー氏が会長となってからの１９年間の始め１０年の仕事ぶりについては評価したものの、最近の７年間については批判しており、来期の役員候補から外された事に抗議しての辞表提出となった模様。
[アサヒ・コムの記事]:http://www.asahi.com/business/update/1201/064.html?2003
なんでも、最近はテーマパーク事業に臆病になっていて投資をケチったためにパリや香港の集客力がいまいちになったと言っています。
アイズナー氏はテレビ業界出身でわけありのタレントを安く使って映画を作ったりとコストカッター的なところがあったからねえ。ディズニー一族のロイ氏にとってアイズナー氏のやり方は気に入らなかったんでしょう。
過去に敵対的買収の危機に陥ったディズニー社を救った２人でしたが、こういう結果になったのは残念でなりません。また、昔のように買収されて部門ごとにバラバラに切り売りされてしまうという危機が訪れるのでしょうか？
株主の一人として今後の成り行きに注目していきます。（泣）
