そろそろ運用報告書の内容に話題をもっていきます。
今回の運用報告書によると2004年12月16日〜2005年3月15日までの第5期の運用成績が-0.6%(参考指数-0.5%)、2005年3月16日〜6月15日までの第6期の運用成績が0.9%(参考指数0.9%)としっかり参考指数にかなり近い成績を残しています。
投資先を通貨で分類するとユーロ55.2%、USドル29.1%、英ポンド7.3%、加ドル2.8%、その他5.6%と世界中に分散されており、投資先債券も369銘柄と十分に分散されています。
インデックスファンドとしてちゃんと運用されているのが確認できたのですが、問題は分配金です。
分配金には税金がかかりますから、長期での投資を目指すのであればできるだけ分配金は出さない方針であって欲しいものです。
!1 しかーし!
このファンど、やっぱり定期分配型のファンドという事でやたらと分配金を出してしまいます。
第5期は配当等の収益が1万口当たり85.5円に対して96円の分配。
第6期は配当等の収益が1万口当たり87.2円に対して96円の分配をしています。
!3 当期利益よりも分配金の方が多い状況が続いていますが、その差額は過去に分配せずに積み立てておいた利益から取り崩して96円安定分配を実現しているわけです。
僕はそこまでして安定分配してくれなくてもいいんですが・・・。
ただ、このファンドは定期分配型という事で安定的に分配金が出るのを売りにしていますから、僕がファンドの運用目的に沿わない客なだけで、文句は言えないのがつらいところ。