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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

銀行の投信口座がずるいと思う訳

masaさんのブログ「貯金生活。投資生活。」の記事で

毎月分配型ファンドがよく売れる理由を理解した瞬間

というのがありました。

毎月分配型の投資信託を分配金を受け取る形で購入した場合、確かに預貯金の利息よりはるかに大きい額が毎月普通口座に入ってくるわけです。

そりゃー、嬉しいですよね。

思わず追加購入して毎月の小遣いの足しにしようなんて考えが浮かんでくるのも納得できます。

僕の場合世界REITへの投資には毎月分配型の投資信託を利用しています。この分野への投資信託というのはコストの高いぼったくりファンドだらけな上に毎月分配型しかないんじゃないかというような商品ラインアップで本当なら買いたくないところなのですが、リスクを抑える分散投資のために仕方なく購入してます。

そして、その投信はとある都市銀行で購入したのですが、銀行の投信口座の報告書って評価損益が書かれていないんです。

だから、自分が分配金を受け取ったとしても実際今儲かっているのか損しているのかがわかりにくい仕組みになっているんですね。(ちゃんと口数と基準価額を掛け合わせれば計算できますが、通常やらないでしょう)

結果として普通預金の口座に毎月入ってくる分配金だけが注目されることになってしまうんだろうなぁ。

投資に関して自分はああだこうだと言いますが、自分もコンビニで買い物をする(スーパーで買えば割安なのに)事もあるし、決して効率的な行動をしているわけじゃないんですけどね。